冬に気になる美容家電！その特徴と敏感肌への効果を徹底解剖

敏感肌でも、そうでなくても、冬になると乾燥や毛穴が気になる人は多いはず。

そんな時期に気になるのが、スチーマーや毛穴ケア用の美容家電です。

自分が気になっている美容家電はどんな肌質や悩みに効くのか、肌にリスクはないのか･･･気軽に買えるものではないだけに、気になることはたくさんありますよね。

そんな美容家電の中から、おすすめとNGをピックアップし、その効果と適した肌悩みについてお話しします。

【目次】

敏感肌にはNGの美容家電

最近話題の美容家電の中でも、敏感肌にはおすすめできないものがちらほら見受けられます。

金額的にはちょっと贅沢なスキンケア化粧品1ヶ月分程度で買えるものもあるため、美容家電購入のハードルは年々下がっていますが、一度肌が傷んでしまうと、トラブル肌のサイクルに突入してしまうことも考えられます。

「流行っているから」

「話題だから」

「有名メーカーだから」

などの理由で安易に美容家電を買うのはNGですよ！

去年から今年にかけてブームになっている毛穴洗浄ブラシ。

ブラシでの物理的な刺激は肌表面の角質層を傷め、肌が敏感な人の場合、炎症を起こしてしまうこともあります。

また、ブラシで洗浄したとしても、毛穴の汚れは一時的にしか解決しません。

毛穴の汚れは超音波や青色LED、イオン導入・導出などで肌の奥からしっかり洗浄した後、抗酸化物質やあぶらとり紙での継続ケアをすることによって軽減されます。

スクライバーとは、超音波の振動によって角質層を削る効果のある美顔器です。

ピーリングをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。

一時期美容業界には、「ターンオーバーの遅れ」というキーワードを信仰する流れがありましたが、実際に「ターンオーバーの乱れ」というと、ターンオーバーが異常に早くなって起こるトラブルの方が多いと言われています。

冬に乾燥やツッパリ感が起こる敏感肌では角質層がしっかり機能していないことが多く、スクライバーによって削られるのは、薄く未熟な角質層や表皮の表面ということになり、トラブルを起こしやすくなるのでおすすめはできません。

冬の乾燥やトラブル肌を助けてくれるスキンケア家電たちです。

どれも1～数万円で手に入れることができ、スキンケアアイテムだけでは難しい保湿や真皮のケアに役立ってくれる高コスパのケア用品です。

光によって肌にさまざまな効果をもたらしてくれる美顔器です。

特に冬のトラブル肌におすすめなのが、肌の深部に効果を発揮する白色と赤色です。

LED美顔器が敏感肌に良いのは、トラブルが起こっている時にも、肌に触れることなくケアすることができることです。

肌に物理的な刺激を与えない分、肌状態の判断をミスしてしまっても、逆効果となることも少なくて済みます。

ただ、冬の間は、皮脂の分泌を抑える効果のある青色LEDは使わないようにしましょう。

現在は3～4色の光を搭載した美顔器もたくさんあります。

肌の状態に合わせて使える多色搭載の美顔器を選ぶとコストパフォーマンスも良いですよ。

冬の美容家電代表とも言えるスチーム美顔器。

蒸気が噴き出すだけの、美容加湿器のようなものもあれば、マイナスイオンで肌表面の汚れを除去する働きのあるもの、ナノ化された微粒子で美容成分を角質層に浸透させるもの･･･など、最近ではたくさんの機能が付いています。

こちらも肌に刺激を与えないことがおすすめのポイント。

蒸気の温度が上下する温冷機能が付いたものは、自律神経を刺激し、血行も良くしてくれるため、炎症を起こしがちな肌やたるみ・肌のごわつきが気になる肌の改善にもおすすめです。

冬の毛穴が気になる人におすすめなのがイオン導入・イオンクレンジング機能のついた超音波美顔器です。

超音波の振動自体に肌の汚れを浮かせる力がありますが、イオン導入（プラスイオン）で肌の奥に潜んでいるマイナスの汚れを、イオンクレンジング（マイナスイオン）で角質層のプラスイオンを帯びた汚れをすっきりと除去することができます。

超音波、イオン放出ともに肌表面には刺激を与えることなく、化粧品では届かない深部まで効果を届けることができます。

乾燥肌の人でも乾燥を悪化させることなく毛穴をすっきりきれいにできるので、毛穴洗浄系の化粧品や美顔器などのツッパリ感が苦手な人にもおすすめです。

また、超音波はLEDと同じく、周波数によって肌の奥深くに影響を及ぼすことができ、真皮周辺に振動を起こすことによって血行を促進し、コラーゲンの生成を促すこともできます。

超音波は周波数によってどれくらい奥まで届くかが違うため、真皮への効果を期待する場合は、3ＭＨｚ以上の周波数のものを選ぶようにしましょう。