悩み別解消法

体がかゆい!肌が乾燥する季節の変わり目におすすめのボディケア

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体がかゆい!

数ヶ月に1度しか巡ってこない季節の変わり目は、ついつい油断して敏感肌を悪化させてしまいがちです。

気温はそれほど変わっていないように感じても、肌はすっかり乾燥していませんか?

 

そんな季節の変わり目の敏感肌に効果的なボディケアをご紹介します。

ぜひ取り入れて快適な季節の移り変わりを楽しんでくださいね!

 

 

【季節の変わり目】まだ敏感肌が悪化していない人のための予防策

この記事を見て「そういえば、そろそろ悪化しそうな時期だな・・・」と思ったあなたは予防のチャンスです。

この秋こそは季節の変わり目なんてなかったような肌で過ごせるかもしれません。

 

季節の変わり目敏感肌予防1.冷房や扇風機は早めに切り上げ!

 

湿度の高い夏でさえも、空調を使いすぎると肌は乾燥して刺激を受けやすくなります。

あまり気温は変わっていないように思える初秋は、まだまだ暑い日が続きますが、確実に空気が乾燥し始めています。

まだ空調を使っている場合は早めに切り上げましょう。

 

季節の変わり目敏感肌予防2.雨対策のアロマ

 

季節の変わり目には雨が降りやすくなるため、副交感神経が優位になりがちで、雨が降っているのに肌が乾燥するということにモなりやすい状況です。

曇りや雨のすっきりしない日が続いていて、なんだかうつうつとするときは、副交感神経が優位になっている証拠。

 

小さなアトマイザーにキャリアオイルで割った柑橘系やミントのアロマを入れて、身体が重いと感じたときに交感神経を刺激すると良いでしょう。

 

季節の変わり目敏感肌予防3.衣替えには要注意!

夏の間、肌の調子が良いとうっかり忘れてしまいがちですが、敏感肌にとってハウスダストは大敵です。

ちょっと肌寒くなってきてライトアウターを出すためにクローゼットの奥にうっかり入ってしまうと・・・その後全身がかゆくなって、シャワーを浴びても手遅れということに。

 

「しっかり衣替えするわけじゃないし」「アウターを1,2枚探すだけだから」という油断は大敵。

しっかり長袖長ズボンを着用し、マスクと換気を忘れないようにしてください。

 

 

季節の変わり目ですっかり手遅れ状態の肌荒れに有効なボディケア

 

すでにかゆくて異常事態発生済み!というあなたには、冬が訪れるまでにニュートラルな肌に戻すケアが必要です。

冬は乾燥して気温も低く、肌にとっては過酷な環境です。

秋の内にすっかり健康な肌に戻して、冬にはプラスのケアに専念できるように準備しておきましょう。

 

全身がかゆい!かゆみトラブルに有効なケア

 

かゆみが出ている肌は、乾燥によって角質がかなり薄くなっています。

赤みが出て、生きている肌細胞が露出し始めると、なかなか治らないばかりか痛みも伴います。

こんな時は定番のセラミドケアが必要です。

 

最近ではドラッグストアや通販で、低価格のセラミド配合ボディクリームを見つけることができます。

冬は絶対乾燥するとわかっている人は、少し奮発してオーガニックのものを常備しておいても良いのではないでしょうか。

抗炎症成分が一緒に配合されているものなら、今あるかゆみも抑えてくれるのでおすすめです。

 

また、かゆみのある肌には入浴剤を使いたくなりますが、乾燥肌に入浴剤は逆効果の場合があります。

入浴中は肌が水性に傾いていて、水性成分が入り込みやすくなっているので、化粧品ほど成分にこだわってない入浴剤の成分が全身の角質層に浸透することになります。

 

入浴剤を使う時は、成分をよく確認すること、長く入浴しすぎないことが大切です。

 

湿疹・蕁麻疹が出てしまった・・・家でケアすることはできる?

蕁麻疹は免疫力が落ちたときや、肌や内臓が弱っているときによく出る症状です。

ほとんどが一時的なもので、長くても数日で治まってしまいます。

 

病院にかかったときには快方に向かっていることが多いので、病院で処方される薬は、結果的に予防的な意味合いを持つことになります。

抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などになりますが、症状が強いときはステロイド剤が処方されることもありますが、実際にはあまり効果はありません。

 

蕁麻疹は、数日間様子を見て、冷やす、保湿というケアをするだけで収まることがあります。

蕁麻疹はアレルギー反応によるものが多いため、アレルゲンとなる可能性の高いものは使わないようにしましょう。

 

いちばんおすすめの保湿剤は、ワセリンです。

ワセリンは原料がワセリンのみのきわめてシンプルな処方で、アレルゲンとなる可能性も低いため、悪化させてしまうことがほとんど考えられません。

普段は肌に優しい植物成分は、組成が複雑なため、アレルギーを増大させる可能性も否定しきれないのです。

 

1週間を超えても症状が治まらない場合、急性蕁麻疹ではなく、慢性の蕁麻疹を発症している可能性があるので、病院にかかりましょう。

 

湿疹は、あまりにも幅が広く、素人判断は危険です。

湿疹のように見えて違う病気であることも考えられるので、おかしいと思ったらホームケアでがんばらずに、病院にかかってください。

 

脱毛が起こってしまった・・・

全身のかゆみや湿疹も深刻な問題ですが、女性にとって本当に困るのが脱毛ではないでしょうか。

髪や全身のムダ毛はもちろんのこと、まつげや眉毛まで抜け落ちてしまうことがあります。

 

体が乾燥すると、まず角質がフケのようにぽろぽろと落ち始めます。

角質層は、角質と水分、油分の3つが規則正しく重なり合うことによってできていますが、炎症の進んだ肌ではこの水分と油分がキチンと生み出されないのです。

そのため、角質が肌にとどまっていることができずに剥がれます。

 

ターンオーバーの速度も早くなり、皮膚の細胞は未熟な状態で角質となり、剥がれ落ちていきます。

肌にはバリアがなくなり、毛穴も大きなダメージを受けます。

 

この状態はケアによって改善できるのですが、複合的なケアが必要です。

まずは抗炎症成分によって炎症を食い止める。

ビタミンAなどターンオーバーを早める化粧品や食べ物を控える。

セラミド配合のボディクリームでケアする。

という3つを意識するようにしてください。

 

抗炎症成分は、グリチルリチン酸やトラネキサム酸などで効果がない場合、病院で一時的にステロイドを処方してもらった方が残るダメージが少ないことも考えられます。

 

こちらもあまり深刻な状態になるようなら、病院を受診してくださいね。

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