美肌のための食材「孫たちは優しいか」のレシピも第8回となりました。
今回は、美肌効果抜群なことも有名なキノコ類です。
キノコにはビタミンB群、D、食物繊維などが豊富で、その上それぞれ個性的な栄養素が満載です。
風味豊かで和風にも洋風にも合うキノコ類で、ササッと完成する簡単レシピを作ってみました!
【目次】
秋に食べたい定番のおいしさ!舞茸のレシピ
様々な食材がおいしく出揃う秋、食卓に上る定番のレシピとして「炊き込みご飯」があります。
実は舞茸のうまみは冷凍するとうまみ成分が増加するため、残り物はなおさらおいしいといううれしさ。
たくさん作って冷凍おにぎりにし、次の日に子供に持たせても文句が出ないのがうれしい炊き込みご飯を、舞茸と鮭でおこわ風に作ってみました!
舞茸と鮭の炊き込みおこわ(3合分)
☆米・・・3合
☆だし汁・・・小さじ1
☆醤油・・・小さじ3
☆酒・・・大さじ2
☆塩・・・小さじ1
舞茸・・・1/2パック
しめじ・・・1/2パック
鮭・・・1切
人参・・・1/3本
油揚げ・・・1/4枚
角餅・・・2個
【レシピ】
米は研いでざるに上げておきます。
しめじと舞茸は石付きを落としてほぐします。
鮭は皮をむき、人参、油揚げは食べやすい大きさに、角餅は角切りにしておきます。
炊飯器に☆の具材をすべて入れ、米3合分の水量にして、残りの具を入れたらよくかき混ぜて炊き上げます。
炊き上がったら鮭をほぐして出来上がりです。
美肌レシピ常連食材である鮭とキノコ類は相性抜群のおいしさです。
秋は1年の中でも着る服に悩む時期ですよね。
その理由は、急に暑くなったり寒くなったりと、日によってや昼夜による寒暖差が激しいということだと思います。
この、「着る服に悩む時期」というのは、体も悩んでいる時期です。
人間の体には恒常性といって、体内を一定の状態に保つという機能があります。
寒暖差が激しかったり、雨が降ったりやんだりと、体外の環境が目まぐるしく変化する時には、体内の状態を変化させずにおくために、内臓や神経はとても忙しく働いています。
こうしたストレスはどうしても活性酸素を生み出しやすいため、抗酸化作用の高い食材が美肌の肝になってきます。
鮭は消化・吸収が良く、消化器系に負担をかけにくい魚で、アスタキサンチンという、非常に抗酸化力の高い成分が含まれています。
舞茸には保湿成分トレハロース、シミを合成する酵素「チロシナーゼ」の合成能力を阻害するチロシナーゼ阻害作用がありますので、この炊き込みご飯1杯で抗酸化・保湿・美白の3つの効果が期待できますよ!
秋ほっこり!超簡単しいたけのレシピ
キノコ類の中でも美肌にも健康にも高い効果があるしいたけ。
敏感肌の原因のひとつでもある免疫のバランスを整えてくれるβグルカンや、抗酸化作用が高いグルタミン酸をふくんでいます。
冬にうれしいとろみ食感で召し上がってみてください。
キノコのあんかけ茶碗蒸し(2人分)
卵豆腐・・・2個
なめたけ・・・大さじ2
☆椎茸・・・1枚
☆ササミ・・・60g
酒・・・少々
☆だし汁・・・100cc
☆醤油・・・小さじ1
塩・・・味調整用
★みりん・・・小さじ1
★片栗粉・・・小さじ1(水10ccで水溶きにしておく)
【レシピ】
ササミは酒をふりかけてラップをし、1分レンジにかけます。
椎茸は細切りに、ササミは手で食べやすい大きさに割いておきます。
☆の材料を鍋にかけ、沸騰したら火を止めて★の材料を加えて混ぜ、弱火にかけます。
とろみがついたら火を止めて塩で味を調整します。
卵豆腐になめたけとあんをかけて完成です。
茶碗蒸しはおいしいけど、仕事が遅くなった平日には面倒でもありますよね。
そんな時は卵豆腐で代用し、ヘルシーなあんかけにして食べましょう。
えのきは疲労回復に効果があり、豊富なビタミンB群が肌と粘膜の健康を守ってくれます。
忙しい時には手を抜いて、ストレスをためないことも敏感肌には大切な要素です。
体が温まる!あつあつキノコのレシピ
急に肌寒くなって、体が冷えてしまった時にはキノコ類がたっぷり取れて体も温まるシチュードハンバーグのレシピをどうぞ。
こちらも簡単に作れるよう、ホイル焼きのレシピにしてみました。
ハンバーグとキノコのホイル焼き(2人分)
☆牛豚ミンチ・・・250g
☆卵・・・1/2個
☆牛乳・・・大さじ1
☆パン粉・・・大さじ2、小さじ1
☆味噌・・・小さじ1
☆玉ねぎ・・・1/2個
塩コショウ・・・味調整用
マッシュルーム、しめじ・・・各50g
バター・・・3g
デミグラスソース・・・200cc
【レシピ】
マッシュルームは薄切りに、しめじは石付きを落としてほぐします。
フライパンにバターを熱し、キノコを軽く炒めます。
玉ねぎは小さめのみじん切りにします。
☆の材料をすべてボウルに入れ、白っぽくなるまで混ぜます。
白っぽく粘りが出てきたら塩糊料で味を調整して2つに分け、形を整えて、真ん中にくぼみを作ります。
キノコをソテー下フライパンで、ハンバーグの両面に焼き色を付けます。
アルミホイルにハンバーグ、キノコのソテー、デミグラスソースを入れて、こぼれないようにホイルの端をねじって止めます。
オーブントースターで15分熱し、完成です。
しいたけと同様グルタミン酸が多く含まれるマッシュルームと、代謝を助け、皮膚や粘膜を強くするしめじ。
ハンバーグと一緒にホイル焼きにすることで、うまみ成分や美容成分が無駄なく摂取できます。
キノコを入れることによって、煮込むことなく簡単に煮込んだような味わいになるのがうれしいですよ。
オーブンから取り出す時は、ソースがこぼれやすくなっているので、やけどに注意してくださいね。