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脱毛と自己処理、どっちが敏感肌向き?メリットとデメリット

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日焼けや化粧品ですぐに荒れてしまう敏感肌を脱毛する時、罪悪感がありませんか?

敏感肌にとって脱毛・除毛は美肌を取るか、無毛を取るか、究極の選択とも言えます。

薄着になる夏の素肌を少しでもきれいに保つために、肌に優しい脱毛・除毛法についてお話ししたいと思います。

 

ムダ毛の除去法は脱毛と除毛の2パターン

世の中には脱毛という言葉があふれています。

脱毛サロン、家庭用脱毛機、脱毛クリーム…。

ところがそれらの多くは厳密には「脱毛」ではありません。

では、脱毛と除毛の違いとは何なのでしょうか。

 

脱毛とはムダ毛を薄くしたり半永久的に除去すること

 

実は「家庭用脱毛機」や「脱毛クリーム」は、そのほとんどが脱毛効果を持ちません。

脱毛とは、ムダ毛を薄くしたり、二度と生えてこないようにするムダ毛処理のこと。

その脱毛にも大きく以下の3つのパターンがあります。

 

【光・レーザー脱毛】

エステサロンや美容クリニック、美容皮膚科などで採用されているのが、このレーザー・光脱毛です。

医療行為を行うことのできない脱毛サロンでは出力の低い光脱毛、医師や看護師のいるクリニックや病院では高出力のレーザー脱毛を行っています。

 

両者の脱毛方法としての違いは出力だけで、どちらも同じく、光がムダ毛を通じて毛根部分にある「毛母細胞」に刺激を与えることによってムダ毛を弱らせていきます。

レーザーを扱うクリニックでは、レーザー脱毛を「永久脱毛」と主張しているところもありますが、それは誤りで、光脱毛、レーザー脱毛ともに、生涯にわたって再びムダ毛が生えてこないという保証はありません。

 

光脱毛は最終目標を「ムダ毛が腕の内側の産毛程度になるまで」としていることが多いのに対し、レーザー脱毛では無毛を目標としています。

 

【電気針脱毛】

二度とムダ毛が生えてこなくなる唯一の脱毛法がこの電気針脱毛です。

毛穴1つ1つに電気の流れる針を差し込み、毛母細胞を破壊します。

 

ムダ毛は処置したその場で抜け、その毛穴からは二度と毛が生えてくることはありません。

強烈な痛みと長時間の施術、技術者が1本1本施術するため、非常に高額であることがネックです。

 

【バルジ領域型レーザー脱毛・光脱毛】

レーザーや光での脱毛をさらに進化させたものがバルジ領域に働きかけるタイプのレーザー・光脱毛です。

通常のレーザーや光では、高熱を毛根まで届ける必要がありましたが、バルジ領域に働きかけるタイプの脱毛は、皮下すぐにある、ムダ毛の成長に必要な栄養を供給するバルジ領域の働きを止める波長を利用して脱毛します。

 

一般的なレーザーや光脱毛では、その温度が最高200度にも上りますが、バルジ領域に働きかけるタイプの脱毛では39度と、人肌程度で処理することができます。

 

 

 

除毛とは今表面に出ているムダ毛を除去すること

脱毛処理をしていない人がムダ毛の処理として数日に1回程度のペースで行っている処理が、除毛です。

最も手軽で処理人口も多いのがカミソリ、それに次いで電気シェーバーや毛抜きでしょうか。

どれも今目の前にある現実を手軽に消し去ることができますが、永久に消し去ることはできません。

 

家庭でできるムダ毛処理のほとんどはこの除毛処理だと思って間違いありません。

除毛にはムダ毛を効果的に抑える能力がなく、繰り返し処理をする必要があります。

敏感肌の人にとって、この「繰り返し」という部分はとても気になるポイントなのではないでしょうか。

 

頻繁にカミソリを皮膚に当てることや毛穴に負担をかけることが良いこととは思えない…。

そんな心配を薄々感じている人も多いでしょう。

それでは、脱毛と除毛、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

脱毛と除毛ならどちらが肌に優しい?

結論から言うと、脱毛の方が肌への負担は軽いと言えます。

その理由について、脱毛、除毛両方のメリットデメリットを挙げてみました。

 

脱毛のメリットとデメリットとは

 

レーザーや光、電気針などと言った脱毛の最大のデメリットは、高額な費用でしょう。

脱毛サロンでの光脱毛では、3年で30万円程度が相場となっています。

ただ、1年で10万円、1ヶ月に換算すると1万円以下になりますから、ムダ毛処理が不要になる結果を考えると、それほど高額ではないかもしれません。

 

しかし、ここ数年でも何度か話題になったように、経営が不安定なサロンやクリニックも存在します。

・目を疑うほどの安価なキャンペーンやテレビ、中づりなどの広告が急激に増えたクリニック、サロンは避ける

・ローンや分割であるにもかかわらず、都度払いきりのように謳うクリニック、サロンは避ける

・料金体系に関してカウンセラーがしっかりと答えられないサロンは避ける

など、料金や広告に関して極端なところでの契約は避けた方が無難です。

 

また、通常の光脱毛や電気針脱毛、レーザー脱毛などは、出力に関係なく医療行為に近いものであるため、万が一のトラブルも、自己処理でのトラブルとは比較にならないほど大きなものになる可能性があります。

そのようなトラブルに備えて、サロンでの光脱毛を選ぶ際は医師や病院と提携したサロンを選びましょう。

 

一方脱毛が完了すれば、以後ほぼ一切の処理をしなくて済むというメリットもあります。

脱毛が完了した毛穴はだんだんと小さくなり、目立ちにくくなって肌自体がとてもきれいに見えるようになります。

 

バルジ領域に働きかけるタイプの脱毛は、通常より少し料金が高い傾向にありますが、その分施術はアトピー肌や日焼け肌にも施すことができ、痛みもないため施術中はエステ気分で過ごすことができます。

 

除毛のメリットとデメリット

一方、除毛最大のデメリットは、一生続く肌への負担でしょう。

カミソリなら肌を削るため、乾燥肌や敏感肌を引き起こします。

毛抜きや家庭用脱毛機、ブラジリアンワックスは、毛穴より大きい毛根が無理に毛穴を通るため、非常に負担が大きく、それを保護するために毛穴を皮膚が覆って次に生える毛が埋没してしまうことになります。

 

最も肌に優しい自己処理は電気シェーバーで、ムダ毛を軽く引っ張って機体に引き込み、機体の中で処理するため、肌への負担は最小限で済みます。

また、家庭用脱毛器の中でも医療用レーザーと同じ仕組みで脱毛できるものもあるので、そういったものを探してみると良いでしょう。

 

自己処理のメリットはなんといっても安さと手軽さでしょう。

やはり安くて手軽な事は、デメリットが大きくなってしまいます。

脱毛・除毛、どちらを選ぶにしても、できる限り肌に負担の少ない方法を選びたいですね。

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