その他

美肌のための食べるクスリ「孫たちは優しいか」のレシピ~ゴマ編

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

美肌のために食べたい食材「孫は優しいか」を使ったレシピ、第3回は「ゴマ編」です。

調味料としても食材としてもアレンジ自在で汎用性の高いゴマ。

素材本来の味を生かしたものから、脇役としてメイン食材を引き立てるものまで、ゴマの変幻自在のレシピをご紹介したいと思います。

 

冷え性やお正月明けの胃腸にも!癒しのゴマレシピ

お正月明けの定番、冬の七草。

その内のひとつ、すずしろは、大根とも大根葉とも言われています。

今回ご紹介するレシピで使うのは、普段捨てることも多い大根の葉です。

材料もシンプルで味も素朴ですから、飽きることなく繰り返し食卓に並べることができます。

 

大根葉のゴマ和え(2人分)

大根葉・・・1~2本分

すりごま・・・大さじ1程度

砂糖・・・小さじ2

醤油・・・小さじ2

 

【レシピ】

大根の葉は洗って1~2分ほどゆでます。

残りの材料を混ぜ合わせます。

大根葉の粗熱が取れたら、残りの材料とよく和えます。

 

定番のゴマ和えは大根の葉で美肌レシピにアレンジしました。

大根の葉は七草に使われることからもわかるように、胃腸や冷えに良く効きます。

さらに大根葉にはビタミンCが含まれていて、ゴマに含まれる鉄と一緒に摂取することでコラーゲンの産生を促してくれます。

 

オメガ3と乳酸菌!アトピー肌改善ゴマレシピ

依然としてはっきりとした原因が特定されていないアトピー体質ですが、最近の研究によって、オメガ3の摂取と腸内環境の改善が肌の改善に効果的であることがわかっています。

オメガ3を豊富に含むマグロを、やはりオメガ3の豊富なごま油と植物性乳酸菌を含む味噌の味付けで食べましょう。

こちらも材料を袋に入れて漬けるだけ、夏の軽食にもおかずの1品にもなる汎用性の高い美肌レシピです。

 

マグロの味噌漬け(2人分)

 

マグロ切り落とし・・・250g

【漬けダレ】

味噌・・・30g

てんさい糖・・・大さじ1

醤油・・・大さじ1

みりん・・・大さじ1

ごま油・・・大さじ1

にんにく・・・1片

ショウガ・・・適量

【薬味】

ネギ

炒りゴマ

 

【レシピ】

漬けダレの材料を全てジッパーバッグに入れてよく混ぜます。

混ざったらマグロの切り落としを入れて、冷蔵庫で寝かせます。

1時間以上寝かせたらネギと炒りゴマをトッピングして完成です。

 

食欲のないときにも食べやすい冷製レシピです。

マグロとゴマにはアトピー肌の人に不足しがちなオメガ3が豊富に含まれています。

アトピー、アレルギーの原因のひとつである腸内環境改善には植物性乳酸菌を含む味噌で対策を。

漬けダレのてんさい糖は砂糖で代用できますが、通常の白砂糖はアトピー悪化の原因になるので、できるだけてんさい糖やハチミツなど、白砂糖ではないもので甘みを足しましょう。

薬味のゴマは香りや触感を足す意味合いが大きく、ゴマの栄養を取る目的で入れる場合、すりごまにする方が良いでしょう。

 

シミができたら抗酸化!鍋で手軽に野菜も取れるゴマレシピ

紫外線量が減ってきて、UV対策も手軽になった冬にできるシミやくすみは活性酸素によるものかもしれません。

ストレスや炎症によって発生する活性酸素は、メラニンの合成を促し、シミが増える原因となります。

ゴマには強力な抗酸化作用がありますので、お好きな野菜と一緒に取れる鍋で手軽にたくさん摂取しましょう。

 

お好み具材で坦々ゴマ鍋(2人分)

 

【具材】

白菜・・・1/4玉

青梗菜・・・1束

椎茸・・・2,3本

もやし・・・1/2パック

豆腐・・・1/2丁

お好きな具材・・・適量

【だし】

水・・・500ml

昆布・・・1切れ

【肉味噌】

ごま油・・・適量

豚ひき肉・・・150g

味噌・・・大さじ2

すりごま・・・大さじ3

ネギ・・・適量

おろしショウガ、おろしにんにく・・・各小さじ1/2

豆板醤、甜麺醤・・・各大さじ1

酒・・・大さじ1

酢・・・大さじ1

水・・・50cc

砂糖・・・小さじ1

醤油・・・小さじ1

【仕上げ】

ネギ・・・適量

ごま油・・・適量

 

【レシピ】

具材は多いものの、手順は簡単です。

まず、だしの材料と、豆腐以外の具材を鍋に入れて火にかけます。

煮立つまでの間にフライパンでごま油を熱し、ひき肉をそぼろ状に炒めます。

火が通ったらひき肉を片方に寄せ、豆板醤と甜麺醤を軽く炒めます。

香りが立ってきたら、残りの肉味噌の具材を加えてひと煮立ちさせます。

だしと具材を入れた鍋が沸騰してきたら、肉味噌と4等分した豆腐を加えます。

仕上げに刻みネギとごま油を彩りよく振りかければ完成です。

 

ゴマ、豆腐、味噌と、肌にうれしい食材が揃った美肌鍋です。

豆板醤と甜麺醤を多くしすぎると、胃腸に刺激が強く、肌荒れを起こすことがあります。

食べていて心地良い刺激を感じる程度ならかまいませんが、あまりに辛いと感じたら、醤を減らして味噌を大目に使ってみてください。

具材もアレンジ自在な鍋ですが、肉味噌は基本的な味付けを大きく変えなければ、ナスや玉ねぎのみじん切り、香草などを加えておいしくてより健康に良いレシピに発展させることができます。

かんたんで大失敗のないレシピですから、いろいろ試してみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

人気の記事