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美肌のための食べるクスリ「孫たちは優しいか」のレシピ~豆編

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基礎編でご紹介した美肌食材「孫たちは優しいか」を使ったレシピをご紹介していきます。

第2回となる今回は「豆編」。

高い栄養価を誇り、女性ホルモンサポート成分としても有名な肌の万能食材である豆類のレシピをご紹介します。

 

ニキビ肌に効く!夏に食べたいさっぱり豆レシピ

 

あまり食欲もわかず、ニキビも悪化しがちな夏にはさっぱりした脂質控えめの豆レシピをどうぞ。

さっと作れる簡単レシピなので、夏にありがちな「作っているうちにお腹が一杯」の心配もありません。

 

トマトといんげんのマリネ(2人分)

水煮大豆・・・50g

カラートマト(通常のプチトマトでも可)・・・5,6個

きゅうり・・・1/2本

【マリネベース】

玉ねぎ・・・1/2個

にんにく・・・1片

酢・・・辛み抜き用

【マリネ液】

オリーブオイル・・・大さじ2

好みの酢・・・大さじ1/2

レモン汁・・・大さじ1

【味調整】

塩・黒コショウ・砂糖・・・少々

 

【レシピ】

玉ねぎは辛み抜きのためスライスして酢をまぶし、水につけて5分ほど待ちます(新玉ねぎの場合、この工程は必要ありません)。

辛みの抜けた玉ねぎとにんにくをみじん切りにしてマリネ液の材料に加え、味を調えます。

カラートマトは皮をむいて4ッ切りにします。

きゅうりも1cm各程度の乱切りにしておきます。

先ほどのマリネ液にトマト、きゅうり、水煮大豆を加えて和えれば完成です。

 

火を使わず、和えるだけで簡単にできるさわやかな豆レシピです。

ニキビを起こしやすい脂性肌の人は、漢方の考え方によると、熱がこもりやすい人であると考えられることが多く、きゅうりはその治療に使われる生薬でもあります。

大人のニキビに多い女性ホルモンの乱れを正す大豆、抗酸化能力が高くニキビ跡にも効くトマトと、ニキビ・ニキビ跡に効果的な肌においしいレシピです。

 

 

冷え性改善で代謝アップ!冬の豆レシピ

体が冷えて代謝が鈍りがちな冬には、体を温める料理が必要です。

夏のレシピ同様、凝った手順は必要ないため、寒いキッチンに長居する必要はありません。

 

エビとそら豆の中華炒め(2人分)

エビ・・・10匹

しめじ・・・150g

そら豆・・・20粒

顆粒鶏ガラスープ・・・小さじ1

ごま油・・・大さじ1

片栗粉・・・適量

にんにく・・・1片

塩・・・調整用

ショウガ・・・適量

【レシピ】

エビの背ワタを取り、片栗粉で洗います。

しめじは食べやすい大きさに切り、にんにくはみじん切りに。

ごま油を熱したフライパンでみじん切りに下にんにくを炒めます。

にんにくの香りが立ち始めたら、エビを加えて炒めます。

エビに火が通ったら、しめじとそら豆を加えて強火でさっと炒めます。

鶏がらスープとショウガで味付けし、塩で味を調整したら完成です!

 

短時間でさっと作れる簡単中華炒めです。

シンプルな味付けなので、アレンジ次第で和風も洋風も楽しめます。

キノコは代謝を促進する能力に優れているので、冷え性改善に効果的で、エビは中医学的には体を温める効果があると考えられています(カニは体を冷やすのでアレンジには注意してください)。

 

腸内環境をブラッシュアップ!花粉症の季節が近づいたら食べたい豆レシピ

アレルギーの大きな原因のひとつであることが研究によってわかり始めている腸内環境。

腸内環境の悪化はおよそ2~3ヶ月後の肌に現れ始めると言われています。

花粉症の症状が出始めるのは3月初旬ごろですから、症状をできる限り抑えるために、年末年始の食事には、腸内環境に配慮したメニューを加えたいですね。

 

豆乳ヨーグルト(200ml分)

 

豆乳…1パック

純ハチミツ・・・小さじ1/3

 

【レシピ】

 

200mlの豆乳に純ハチミツを入れて、密封し、コタツや行火などで35~37度程度に温めます。

2,3時間待てば出来上がり。

 

これを読んでいる皆さんの中には、10年ほど前に大ブームを起こした「カスピ海ヨーグルト」を自宅で増殖させた方がいらっしゃるかもしれません。

こちらのレシピはその豆乳バージョンのようなもの。

ハチミツは種菌です。

豆乳ヨーグルトで種菌にするハチミツは、必ず純ハチミツを使用するようにしてください。

 

ハチミツの他にも、様々なものが種菌にできます。

もちろん種によって味は変わり、カスピ海ヨーグルトと同じように、豆乳を注ぎ足すことによって増やすこともできます。

種菌にできるものを一部ご紹介します。

 

・ホエイ・・・ヨーグルトの上澄み液です。市販のものをペーパーで濾す他、牛乳とレモン汁で作ることもできます。

・玄米・・・一般的な豆乳ヨーグルトのレシピでは玄米が種菌として使用されることが多いです。

・R-1、アミールS、ヤクルトなど乳酸菌飲料・・・手軽に手に入り、残ったものは飲めばよい乳酸菌飲料で作る人も多いようです。

・ドライフルーツ・・・干しブドウ、干し柿などのドライフルーツをそのまま入れても豆乳ヨーグルトは作れます。

・漬物・・・糠漬け種にすることもできますが、味は保証できません…。梅干しでも作れるので、そちらの方が味は良さそうですね。

・塩麹・・・大ブームを起こした塩麹も種菌になります。

 

豆乳だけでなく、種となるものも肌や腸によさそうなものばかりです。

一度ヨーグルトにしてしまえば、豆乳を注ぎ足すだけで増やすことができるため、毎日の習慣にもしやすいのが自作ヨーグルトの長所です。

種自体がアレルギーに良いとされるものもありますので、肌の悩みに応じてお好きな菌で増やしてみてください。

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