悩み別解消法

【黒ずみ】敏感肌女性向け デリケートゾーン等の黒ずみ解消法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

脇やVラインなど、衣類や下着がこすれやすい位置に黒ずみができやすいのが敏感肌です。
肌に炎症が起こると黒ずむ理由や、乾燥によって黒ずみが引き起こされる原因を知って、適切にケアしましょう。

敏感肌が黒ずんでしまう原因とは

ニキビやシミと同じように(参考:【ニキビ】敏感肌の人の為のニキビケア・スキンケア方法【しみ】敏感肌女性のしみを消すにはどういうスキンケアをすべきか?)、敏感肌の黒ずみは、肌の黒ずみは正常な防衛反応です。

また、重度の乾燥を繰り返す肌やアトピー症状が慢性化している肌のように、炎症後の色素沈着が広範囲に及んで残っている場合もあります。

皮膚同士、衣類との接触が多い部分の黒ずみ

皮膚同士や衣類などとの接触は、皮膚にとっては洗剤や紫外線などと同じ外的刺激です。
特に長期間毎日同じ場所に刺激が加わり続けると、皮膚は当然のようにその刺激から肌内部を守ろうとしてメラニンを生成します。

Vラインであれば下着、ワキの場合は皮膚同士の接触や長時間のムレによって繁殖雑菌による炎症などが直接の原因となります。
またこの二つの部位はムダ毛の処理による微弱な炎症が続いていることが多いのも特徴です。

これらの黒ずみは、肌さえ健康であれば、原因となっている外的刺激を取り除くことによって、時間が解決してくれることがほとんどです。

色素沈着が進行してしまっている場合や定着している場合、完全に消し去るまでには数年単位のケアが必要になります。
特にムダ毛の処理は、レーザーや光、電気針による脱毛以外に肌への正解はありません。

現在はクリニックやサロンによる脱毛も低価格で受けられるようになっているので、黒ずみや毛穴の広がりが気になる場合は、最も早い解決の道となるかもしれません。

クリニックや脱毛サロンに通う時間がないという人もいると思います。
脱毛サロンなどでは完全に脱毛が完了するまでの自己処理に電気シェーバー電気シェーバーを勧めています。
肌への負担が少なく、処理後の乾燥がカミソリよりも軽減されることが理由です。

さらに、処理頻度を毎日から2,3日に1度に減らすことによって肌が回復する時間を与えることができます。

下着や肌への接触による黒ずみは、下着を変えることで解決します。
ショーツはできるだけ天然素材(コットン・シルクなど)のゆとりのあるものを使用するのがベストですが、そうでない場合も下着と肌の間に天然素材のパットを挟むことで軽減できます。

ショーツはどうしてもVラインの肌に負担がかかるので、日常的にはボクサータイプのものが望ましいでしょう。

胸の大きい人は脇高のブラを選びがちですが、これもワキの黒ずみには良くありません。
ワキに痛みや負担を感じるほどの脇高は、胸周辺にとっても実はあまり良くありません。

脇部分が頼りないものは不安もあるかもしれませんが、下着はジャストフィットのものを選ぶことが重要です。

また、ワキは頻繁に汗をかき蒸れる部位でもあるので、コットンなど天然素材の汗用パットや汗ふきシートなどで汗ケアをすることも黒ずみ改善の手助けになります。

汗用パッドは皮膚同士がこすれる負担も軽減してくれるため、おすすめです。

重度の乾燥・アトピーなどによる色素沈着

重度の乾燥やアトピーが慢性化していたり繰り返したりすると、肌は赤黒く色素沈着します。
これはメラニンによる沈着とは別に、毛細血管が拡張したことや、皮膚が委縮してしまったことによって血液の色が透けて見えていることが考えられます。

また、過度の免疫作用によって、ターンオーバーが大きく乱れ、細胞が未熟なまま死んでしまうことによって、死んだ細胞である角質自体が黒ずんでいることも考えられます。

メラニンによる沈着の場合、敏感肌のケアによって改善しますが、毛細血管拡張や皮膚が痩せて薄くなっている場合、対処法は長期的には敏感肌ケアを行いながら赤ら顔ケア(参考:【赤ら顔】敏感肌女性の顔の赤みを目立たなくするスキンケア方法)を行う必要があります。

乾燥やアトピー症状を繰り返すと角質が変質することがあります。
良くある変質には黒ずみの他、肌表面が象皮のように硬化する症状があります。
それらが同時に起こることもあり、ひび割れや感染を起こすことも予想されます。

ターンオーバーの異常スピードには過度の刺激か、過度の敏感肌、成長ホルモンの異常のいずれかが原因です。
刺激や過度の免疫反応(敏感肌)によって肌が損傷すると、成長ホルモンが分泌され、修復を急ごうとしますが、常に炎症が起こっている場合、免疫と同じようにターンオーバーも暴走を起こします。

アトピーや敏感肌は、医学的には皮膚科だけでなく多くの科をまたぐ問題であり、日本ではまだ未熟な統合医療的な問題も含むため(2010年に厚生労働省として初めてチームが発足)、対処療法が主療法となる病院でも完治は、大いに期待できるとは言い難い状況です。

象皮状態や角質の黒ずみに対してステロイド薬を処方する皮膚科もありますが、逆効果です。
根気強く内外からの敏感肌ケアを行い、悪化して感染を起こしそうな場合には皮膚科の対処療法を頼るというケア方法が最も有効だと言えます。

デリケートゾーンの黒ずみ

人知れず悩む人も多いデリケートゾーンの黒ずみですが、その多くは正常の範囲内です。
正常の範囲内とはわかっていても納得できない人もいると思いますが、決して顔用の美白クリームを使ってはいけません。

唇などと同じように粘膜でできているデリケート部分に使用するケアアイテムは、一見同じ成分が入っているように見えても、顔用のものとは成分の配合量も配合の仕方も違います。

また、顔用のものは、分泌物と混じり合うことも考慮に含まれていません。
美白クリームなどを使用する際は、必ず専用のものを選ぶようにしましょう。

デリケートゾーンの黒ずみもVラインと同じく、下着の締め付けやこすれ、素材による刺激にも気を付けることで改善することもあります。
オリモノシートをこまめに取り換えるなどして清潔に保つことも重要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

人気の記事