敏感肌の人にとって、スキンケアとは「肌悩みを解消するためのもの」である場合が多いですよね。
しつこいニキビから解放されれば・・・長年居座っているシミが少しでも薄くなれば・・・見てわかるほどの乾燥やかゆみが消えてくれれば・・・。
そんなネガティブな悩みが解消されればもちろんうれしいですが、本音を言えば、ニュートラルな肌ではなく、一度でもみんながうらやむような美肌になってみたくはありませんか?
でも、よく考えると、美肌には明確な定義はありません。
敏感肌が目指すべき美肌とはどんなものなのか、その条件について復習してみましょう!
【目次】
「美肌」ってどんなもの?女性があこがれる肌には様々な種類があった!
肌の悩みには様々なものがあります。
毛穴が広がっている、シワが深い、たるんでいる・・・。
その様々な悩みの数だけ、美肌の条件や、羨望を集めるポイントがあるのです。
肌の悩みの裏返しである美肌の条件を見ていきましょう。
美肌ポイント1.毛穴悩みのない肌
10代にさしかかる頃から、ホルモンバランスの変化によって目立ち始める毛穴の汚れや開き。
最近ではカメラの性能も上がり、写真にはっきり写ってしまうことも悩みを大きく深くしています。
年齢が上がると、肌がたるんで毛穴が斜線状に下がる「毛穴たるみ」となって、悩みはさらに深くなります。
その一方で、まるで人形のようにつるんと毛穴の目立たない女性も、年齢に関わらず存在します。
毛穴の黒ずみや広がりがないことによって、顔全体に影や色ムラができづらく、実際よりも明るく均一なトーンに見えるのも美肌の大きなポイントです。
美肌ポイント2.フラットな肌
広がったりたるんだりして深くなった毛穴や、ニキビやニキビ跡などによって、肌には凹凸ができてしまいがちです。
また、乾燥などによって角質層を構成するラメラ層が乱れると、それだけでキメが荒く、凹凸感のある肌に見えてしまいます。
凹凸のない肌は光を均一に反射するため、肌の色ムラやちょっとしたシミ、赤みなどもカバーしてくれるのです。
美肌ポイント3.色ムラのない肌
シミやくすみなどの色ムラは、隠そうとして厚化粧になってしまったり、隠せずに老けて見えたりと、肌の大きな邪魔者です。
さすがに20歳を超えて、全く色ムラのない肌の人は存在しませんが、赤ちゃんのようにワントーンでぽっと頬がピンク色の肌は憧れですよね。
赤みやシミなどのムラがなければファンデーションはいらないのに・・・と考える人も多いのではないでしょうか。
美肌ポイント4.ハリのある肌
ある程度年齢を重ねると登場する肌悩みが「たるみ」です。
たるみによって、毛穴が広がってしまったり、目尻や口角が下がり、ほうれい線やマリオネットライン、果ては顔の輪郭までもが変わってしまう「オバサン顔」の象徴のような症状に見舞われます。
たるみによって引き起こされる悩みには以下のようなものがあります。
・面長
・頬の扁平化
・二重アゴ
・目尻、口角などの深いシワ
・ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴラインなどの凹凸のあるライン
・毛穴の広がり、たるみ
・クマ
・・・
子供にオバサンの絵を描いてもらうと、多くの子供は鼻の横にほうれい線、目尻に深いシワを描き込みますよね。
年齢には見えないほど若く見える人には、ニキビや毛穴の悩みはあっても、たるみによる悩みはないのです。
美肌ポイント5.ツヤのある肌
肌が乾燥していると、ツヤが失われます。
あまりにひどく乾燥しているときには、赤みがあったり、粉を吹いてしまうことも。
肌表面のツヤの元である皮脂が、年齢と共に減少していくこともあり、ツヤのないパサッとした肌は、実年齢よりも老けて見えてしまいます。
乾燥だけでなく、たるみや毛穴が原因で、きちんと光を反射できなくなっているときにもツヤが足りなく見えるもの。
額や頬の高い部分にハイトーンの光の玉ができる肌は、自然で若々しく見えます。
美肌ポイント6.マットな肌
ハリがあって毛穴がなく、シミもシワもない肌の場合、ツヤのない陶器のような肌でも少し人間離れしたような美肌に見えることがあります。
ツヤがあって潤っている肌は、赤ちゃんみたいな健康美ですが、肌の色も均一で凹凸もないマット肌は、まるで人形のようで、あこがれる人も多いのではないでしょうか。
皮脂の分泌が多い人や乾燥の強い人は、メイクでこの肌を目指すことが難しいので、まずはスキンケアで普通肌を目指す必要があるという難易度の高い美肌です。
肌質・肌状態は必ず変わります!
皆さんの目指す美肌はこの中にありましたか?
贅沢を言えば、これらのすべての条件を兼ね備えた美肌を目指したいですよね。
今、悩みを持っている肌は、これまでの生活やスキンケアによってできています。
少しづつ目指す美肌を意識して生活やスキンケアを変えることで、肌も少しづつ変わってきます。
来年、再来年の美肌を目指して、毎日の敏感肌ケアを少しづつがんばりましょう!