悩み別解消法

敏感肌が老けて見える原因のひとつ「首のシワ」のケア方法!

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年齢を重ねるにつれて気になってくる首のシワ。

写真で見てわかるほどにくっきりと出ているシワは、30代、40代には不相応なものです。

個人差が大きいこの首のシワはどうしてできるのでしょうか。

原因と対策についてお話しします。

 

首のシワの原因とは

首のシワには様々な原因が考えられます。

そもそも首の皮膚は顔の皮膚より薄く、ダメージを受けやすいということが前提としてあります。

表皮が薄いため、皮膚の下の状態がダイレクトに表面化してしまいます。

この皮膚の厚さにも個人差があるため、皮膚が厚い人は年齢を経ても首にシワが表れにくいと言えます。

 

当然、皮下脂肪が少ない人の首は顔と同様、皮下脂肪の多い人よりもシワが目立ってしまいます。

「年齢を重ねると、少し太っていた方が若く見える」と言われるのはこのせいです。

それでは、持って生まれた皮膚の特性以外で、首に深いシワが刻まれてしまう原因とは何なのかを見ていきましょう。

 

・皮膚のたるみ

顔の皮膚がたるむのと同様、首の皮膚もたるみます。

皮膚のたるみは筋力低下とコラーゲン線維の断絶、萎縮が原因です。(参考:アンチエイジングはもう古い!「美・エイジング」で今の最高のパフォーマンスを引き出そう

首は意識的に動かすことがなければ、それほど動かす部分ではないため、筋力低下を起こしやすい部分です。

真皮の抗生物質であるコラーゲンが壊れたり萎縮したりするのは、加齢による部分も少なくはないですが、30代40代であれば炎症によるものが最も大きいと考えられます。

 

・内部の微弱炎症

皮膚のたるみの原因となる炎症は、表面化していない状態でも皮膚内部で静かに起こっていることがあります。

首に炎症なんて起こったことがないと思っていても、内部では微弱な炎症が起こっていて、乾燥やコラーゲンの破壊を引き起こしていることが考えられます。

 

・姿勢や寝相の悪さ

寝相の悪さと言っても、同じ寝相を保てないという話ではありません。

大きな首のシワは前面にはあっても、背面にはないと思いますが、これは人間の首がどうしても前傾しがちなことが原因です。

立っているときはもちろん、寝ているときも、首が前傾しすぎる体勢では、良く曲げる肘や膝の裏側と同じように、シワが形状記憶されてしまうことになります。

 

・乾燥

濡れた紙には折りグセが付きにくく、乾燥した紙には付きやすいのと同じように、乾燥した皮膚は潤っている皮膚に比べてシワがついやすいものです。

アトピーやアレルギーの肌がシワっぽくなってしまうのも、これが一因になっています。

 

首のシワを予防・軽減するケア方法とは

首のシワを予防・軽減する方法には、即効性のあるものと、だんだんと改善・予防する方法があります。

即効性のあるものは、1ヶ月も続ければ目に見えて改善され始めますが、それはこれまできちんとケアしていれば保てていたレベルにまで「戻す」ケアで、攻めのケアではありません。

首の皮膚や筋肉を守り、シワを予防するケアを並行して続けることによって、顔の皮膚と同じようにハリと美しさを保つことができるのです。

 

即効性のある首のシワ軽減法

 

今ある首のシワを薄くするためには、首のストレッチや軽い筋トレが有効です。

普段動かさない筋肉を活性化させることで皮膚を引き上げる効果、コラーゲンが減少した真皮の代わりに表皮を底上げする効果があります。

また、筋肉には体の水分の大部分が含まれているため、筋肉量を増やすということは、単純に体の水分量を増やすことになり、乾燥を防ぎ、潤いのある若い体を保つことにもつながります。

 

【首のストレッチ】

右手の指先で右肩に触れ、正面を向いたまま、耳を左肩に付けるようにゆっくりと左手で頭を倒します。

逆も同じようにします。

先ほどのように両手の指先を両肩に付けて、できるだけゆっくりと首を後ろに反らし、ゆっくりと前に戻します。

両手はそのままで、それぞれの指に顎を近づけるように首をひねります。

 

筋肉痛になるほどやる必要はありませんが、少し筋疲労を感じる程度で毎日やることをおすすめします。

また、ダンスの基本となる「首のアイソレーション」も、首のトレーニングになり、ハリをもたらしてくれます。

 

首のシワ予防法

シワを予防するのに部位による違いはあまりありません。

基本的には炎症や乾燥(乾燥自体が炎症によるものである場合も)が原因なので、それを取り除くことが必要です。

内的なスキンケアとしては、自律神経を正常に保つケアが最も重要で、しっかり寝ること、食べるタイミングに気を付けることなどによって改善に向かいます。

 

自律神経に最も大きな影響を及ぼすのはブルーライトとストレスで、どちらも交感神経を刺激し、肌のトラブルを修復したり、肌細胞を成長させるという働きを鈍らせてしまいます。

特にストレスはコラーゲンを破壊する原因となる活性酸素を大量に生み出すため、抱え込まないように意識することが大切です。

 

外側からのケアでできることは限られていて、抗炎症作用のある成分とセラミドによって炎症を抑え、潤いを与えることが最も効果のあるスキンケアになります。

セラミドは「コメヌカスフィンゴ糖脂質」などの植物セラミド、ヒト型セラミド、セラミド1、2など「セラミド」表記の後に番号の入ったセラミドを選ぶと良いでしょう。

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