敏感肌の基礎知識

女なのに最近ヒゲが気になる・・・!?濃い青ヒゲの対処法!

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ヒゲは男性のもの。

女性は一定の年齢まで、そんな風に信じています。

男性が「女性には毛が生えない」と思っているのと同じように。

そして、男性の非現実的な思い込みと同様、「ヒゲは男性のもの」という女性の願望もまた、幻想なのです。

 

年齢を重ねるにつれて、だんだんファンデーションで隠れなくなってきたヒゲの青みが気になっていませんか?

鼻の下の青い肌のみならず、あご下に毛が生えてくるというショッキングな事件に出くわした人もいるかもしれません。

そんな悩ましい「加齢ヒゲ」、原因とベストな対処法についてお話しします。

 

女性なのにヒゲが濃くなる原因って?

大体察しがついている人も多いでしょう。

女性のヒゲが濃くなる原因は、女性ホルモンの減少やバランスの崩れです。

現在25歳~35歳までの女性なら、毎日の生活や食事を改善するだけでヒゲが目立たなくなるかもしれません。

ただ、35歳を過ぎたあたりから急激にヒゲが気になりだした、産毛と言えないような毛が生えてきた・・・という場合は、年齢的に女性ホルモンの減少にさらされている可能性が高いでしょう。

 

遺伝的にムダ毛が濃い人は、大豆製品を多く摂ったり、男性ホルモンを抑制する亜鉛やビタミンB6を多く摂取するなどの食生活改善で薄くすることができます。

急激にヒゲが濃くなってきた人は、男性ホルモンの働きが強いというよりは、女性ホルモンの分泌が減ったり、ホルモンバランスが崩れているので、総合的にケアする必要があります。

 

できる限り排除したい、女性ホルモンの敵は大きく

・ストレス

・睡眠不足・睡眠の質低下

・過度の飲酒・喫煙

・自律神経バランスの崩れ

という4つです。

 

現在これらの原因に思い当たる人は、それを改善するだけで、ヒゲの悩みが軽くなる可能性が高いです。

 

濃いヒゲの対処法

東京・表参道のメディカルエステ「MAME(南青山メディアカルエステティック)」のアンケートによると、20~40代女性のおよそ半数がヒゲを気にしているとのこと。

エステのアンケートだということを差し引いても、かなりの数の女性が同じ悩みを抱えていることがわかります。

ヒゲに悩んでいる女性は、一般的にどんな「ヒゲ対策」を行っているのでしょうか。

 

マイナビウーマンのアンケートによると、カミソリ、脱毛、毛抜きという処理方法が多く見られました。

これらの3大ヒゲ処理法についてメリットとデメリットをいていきましょう。

 

カミソリによるヒゲ処理

おそらく最も多いのがこの「カミソリによる処理」でしょう。

コストも低く、手軽で気になった時にさっと処理できる部分が魅力です。

ただ、一般的なT字カミソリなどでは、角質層を削り落とすことになり、角質層に遠慮していては十分にヒゲを処理することができません。

おすすめなのは電気シェーバーで、毛を挟み込んでシェーバー内に引き込み、プレート内にある刃によって除毛するので、肌にはプレートしか当たりません。

脱毛サロンでも、施術前の除毛には電気シェーバーを推奨しているくらいなので、自己処理の中でも安全性の高い方法です。

 

サロンやクリニックでの脱毛

最近では顔周りに特化したコースも増えているサロンやクリニックでの脱毛。

サロンでの脱毛はクリニックに比べて出力が低いため、肌には優しいものの脱毛効果が弱いというリスクがあります。

クリニックは出力が高いものの、当然肌には負担があり、施術と施術の間の期間がだんだんと長くなってくるため、脱毛完了までの期間はサロンとそれほど変わらないというデメリットもあります。

 

おすすめなのは、最近クリニックでも取り入れているところの多い「バルジ領域」を破壊する方式の脱毛です。

脱毛サロンではディオーネやカレン、クリニックでは湘南美容外科などが採用しています。

この方法は毛根を破壊せずに、表皮の表面近くにある、毛が成長するための栄養が運ばれる領域を破壊するため、高温での施術を必要としません。

 

また、一度抜いたらその名の通り二度と生えることのない永久脱毛、電気針脱毛もおすすめです。

熱によって毛根を弱らせるのではなく、毛根に針を刺し、電気を流すことによって一撃で死滅させることができます。

ただ、この方法は技術的に難しいことから、現在大手ではTBCやミスパリでしか行われていません。

痛みがあるのも特徴です。

 

毛抜きによる除毛

結論から言えば、考え得る最悪の自己処理法です。

少し専門的な話をすると、毛には周期があって、現在肌表面に見えているのは「退行期」と呼ばれる時期のムダ毛です。

退行期の毛根は、休止期と呼ばれる皮膚の中で育つ時期に向けてだんだんと小さくなっていき、最終的には毛穴を通る大きさになってしまいますが、しっかりと根付いている段階では決して毛穴を楽に通れる大きさではありません。

そのため、毛抜きで抜くと何度も毛穴の奥の真皮に負担をかけることになり、たるんで毛穴が開きっぱなしになってしまいます。

そうなると、青ヒゲより目立つことになり、処理をしている意味がなくなってしまいます。

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