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HANAオーガニック林田七恵さんのセミナーに参加しました【レポート】

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100%天然素材の通販No.1オーガニックコスメ、HANAオーガニック。
華やかなパッケージからふくよかな大人の香り、アロマと植物の力でケミカルコスメにも劣らない機能性を持つ革新的なその製品の大ファンである美容ライター南取が、開発者でありホリスティックビューティーアドバイザーでもある林田七恵さんのセミナーに参加、お話をうかがってきました!

レポーター:南取エリ
HANAオーガニック製品と開発者・林田七恵さんの大ファン。

保湿とは何か…新生アーユスオイルが肌に与えるもの


HANAオーガニックは誕生してからこれまで何度も処方を見直しながら5年以上の歳月をかけてオーガニック処方のままシミやくすみをなくす試みを続けてきました。
そんなオーガニック美白への挑戦は、今夏発売された「ホワイトジェリー」、オーガニックコスメ初の医薬部外品美白「ホワイトクリーム」で、他の追随を許さない高みへと到達します。

「どうしても即効性がほしい肌には薬用コスメを使って良いと思うの」
そんな風に言う林田さんが本当に目指したもの、これから目指すものを余すことなくしっかりと聞いてきました!

オーガニックコスメは乾燥する…HANAオーガニックユーザーの電話

「もう化粧水もいらないかもしれない」
セミナー冒頭、そう言ったユーザー女性のことを、林田さんは嬉しそうに話し始めました。
HANAオーガニックユーザーのその女性は、使い始めの頃、あまりにも乾燥する肌に不安を覚え、何度も林田さんに電話をかけてきたと言います。

「とっても乾燥するのよ」「今日は口の周りに粉を吹いたわよ」
ほとんどクレームに近いその報告に、林田さんは「我慢してください」「どうしてもの時にだけオイルを使ってください」と対応したそうです。
おそらくこの時の林田さんには悔しさがあったに違いありません。

女性の肌が乾燥するのは当然の話でした。
HANAオーガニックの基本的な考え方は「乳液1本でスキンケアが完成する」というもの。

それまで5,6アイテム以上スキンケア用品を使っていたという極度の乾燥肌だったその女性が物足りなく感じるのはわかっていたことでした。

ところが冬を超え半年ほど経った頃、その女性からの連絡は当初の勢いが嘘のように減り、ついにはほとんど電話してこなくなったそうです。
その頃のユーザー女性の言葉が、冒頭のものでした。

林田さんが目指す製品は「化粧品を必要としなくなる肌を作る」製品だと言います。
だからこそ「限界だと思ったらケミカルコスメを使う選択肢もある」と言いながらも、本当は対処療法として即効性のある石油由来成分を使う必要のないオーガニックコスメを作りたかったのだと思います。

そんな林田さんがオーガニックコスメでの美白に「完全天然成分による医薬部外品」という答えを出した後いち早く取り掛かったのは、与えるのではなく、生み出す保湿でした。

保湿が上滑りする極度の乾燥は炎症の原因ではなく、炎症こそが乾燥の原因


人間の肌が潤う仕組みには、大きく分けて2種類あります。
ひとつは皮脂と汗が混ざりあってできた天然の保湿クリーム。
もうひとつは、肌内部から湧き出す「細胞間脂質」「水」「NMF」です。
これまで、肌の炎症は乾燥肌が原因で起こると言われてきました。
そのため乾燥性の炎症を起こしやすい人やアトピー性皮膚炎の人は、保湿を最も重要なことと考え、保湿薬や薬用化粧品を使います。

ところが最近の研究で肌の炎症は乾燥するから起こるのではなく、炎症を起こしているから乾燥するのだということがわかってきたのです。

先ほどお話ししたふたつの保湿要素のひとつである肌内部からの保湿は、肌細胞が生まれた時には「フィラグリン」や「セラミド前駆物質」として細胞内に含まれていて、細胞が育っていく段階で酵素の働きによってNMFや細胞間脂質へと変換されることで完成します。

ところが炎症が起こっている肌では、変換を担う酵素の働きが阻害され、肌内部からの潤いを供給することができなくなるのです。
これを「枯れ井戸現象」と呼ぶのだそうです。

そんな枯れ井戸現象、現代女性に多い原因は3つ。
紫外線による酸化ダメージ、悪玉菌の増殖、自律神経バランスの乱れです。

HANAオーガニック製品が枯れ井戸現象からの脱却を助ける仕組みは
・ローズウォーター、ローズマリーエキスが悪玉菌の増殖を抑え、バイオエコリア(善玉菌だけが餌とする成分)が善玉菌を活性化させる
・ローズウォーター、ローズマリーエキス、ビルベリーエキスが紫外線による酸化を抑える
・ローズウォーター、ネロリ、ラベンダー、イランイラン、ゼラニウム、クラリセージのアロマが自律神経に直接働きかけてバランスを整える
というもの。

これらの働きは強力ですが、起こっている炎症に直接働きかける薬や医薬部外品と違い、原因をたたく療法であるため、時間がかかります。

その間の支えになるものを作りたいとリニューアルされたのが「新生アーユスオイル」なのだそうです。

女性の自潤能力が戻るまで、乾燥を我慢せずに済む方法


乾燥肌、敏感肌、それを超えたアトピー肌など、炎症を持つ肌の人には共通の悩みがあります。
強い成分を使いたくない、でも優しい成分ではなんの効果も感じない。
自身も幼いころからニキビや肌荒れに悩んでいた林田さんは、その葛藤をよく知っていました。
だからこそ「ケミカルコスメとオーガニックコスメは使い分ければ良いと思う」とたびたび口にするのだと思います。
「特に女性は、心地良いことが一番の薬だから」と。
だけど、石油由来成分や化合物の塊である薬や医薬部外品を「心地良いから」使っている女性は果たしてどれくらいいるのでしょうか。

本音のところでは、みんな天然100%の成分で、薬やケミカル成分のようにすぐに悩みを消したいのです。
10年後の肌を、今の悩みを解決するために汚したい人はいないでしょう。

炎症肌女性の「今すぐ潤いたい。肌に良い成分で潤いたい」という望みに対する林田さんの答えは「オイル」でした。

リニューアルしたアーユスオイルは炎症を抑えることに特化しています。
非ローストのオーガニックセサミオイルをベースとし、抗炎症作用のあるハーブを配合したアーユスオイルは、これまでも化粧水と乳液のシンプルスキンケアにプラスするアイテムとして人気でしたが、新生アーユスオイルにはさらに希少な2種のオイルが配合されています。

そのひとつはイスラム上の開祖モハメッドをして「死以外はすべてを癒す」と言わしめた植物「ニゲラサティヴァ」。
その種子から抽出したブラックシードオイルはツタンカーメンの古くから様々な炎症の治癒に用いられ、現代でも医療機関においてガンなどへの効果も研究されている希少なオイルです。

そしてもうひとつは、すでに話題になり始めている「モリンガオイル」です。
ニゲラサティヴァと同様アーユルヴェーダ医学において300種類の病気を予防するハーブとして重要視されていた奇跡の木モリンガの種子から抽出したモリンガオイルも、ガンや生活習慣病の予防能力に注目が集まっています。
日本では沖縄に自生し、「ワサビノキ」として親しまれているのだそう。

強力な抗炎症作用を持つ新生アーユスオイルは、化粧水に顔を浸したって潤わない時の「杖」となります。

林田さんは、この杖はいずれ不要になり、いずれは「HANAの製品もいらなくなるのが理想です」と言います。
HANAオーガニック製品はオーガニックコスメの通販ではNo.1の売り上げを誇ります。

不思議な話ですが、その売り上げは、林田さんの「みんなの肌がきれいになる物を作れるなら、その結果うちの商品が売れなくなってもいいじゃない」という心意気の結果のように思います。

美白と保湿、女性の2大肌悩みに応えるラインナップを


今回のアーユスオイルリニューアルによって、乾燥や保湿間の持続に対しての答えを示したHANAオーガニックですが、個人的にはこれまでHANAオーガニックがオーガニックコスメ業界に定期的に(しかも極めて短期間のスパンで)与え続けてきた画期的な提案を埋もれさせたくはないという思いがあります。
それというのも、やっぱり林田さんがどれほど熱意を込めて、絶え間なくより良い製品を送り出そうと考えているかを知っているからなのです。

林田さんにお会いするまで、HANAオーガニック製品がひとつも欧州やアメリカのオーガニック認証を取得していない理由が、「常に製品のレシピを見直しているからだ」という主張に懐疑的でした。

ところが、わたしの知る限り少なくとも今年に入ってからの9ヶ月だけでも、HANAオーガニックではウェアルーUVの使用感改善、新色追加、それに伴うトライアルセットの変更、ホワイトジェリーの発表、医薬部外品ホワイトクリームの発表、それに伴うトライアルセットの追加とキャンペーン、そして今回のアーユスオイルリニューアルと、7回もの変更や追加、キャンペーンを行っているのです。

先ほどの項目では、HANAオーガニックの新しい保湿についてお話ししましたが、ここではこれまでHANAオーガニックが打ち込んできた美白やアロマについてのお話をしたいと思います。

ホワイトシリーズに息づく漢方の考え方


この夏発表されたばかりのHANAオーガニックの革新的な美白ライン「ホワイトシリーズ」。
実はここにもすべての肌トラブルは炎症が原因であるとの考え方が反映されています。
医薬部外品のホワイトクリームは、今回リニューアルされたアーユスオイルと同じ、肌が自分で悩みを解決できるようになるまでの即効性ある支えとして使用します。

医薬部外品というのは林田さんのお話によると、3ヶ月から、長くても半年の間に人間による臨床試験でメラニンの減少が確認された製品です。
ですから半年以上使って効果が全く感じられなければ、その成分は自分の悩みに合っていないということ。

医薬部外品であるホワイトクリームも例外ではなく、半年使ってダメなら続けても効果は出ないのだそうです。

一方、ホワイトジェリーはふくよかなバラブーケの香りからは想像もつきませんが、その処方は漢方を基調に作られています。

過剰な免疫反応(炎症)の指令を出していると言われるNF-κBの働き(参考:http://mcp.med.kyoto-u.ac.jp/research/nf-about/)を抑制するアーティチョーク(参考:http://www.ichimaru.co.jp/research/story2.html)とローズなどのハーブを軸に、長年アトピーなどの皮膚炎を診てきた漢方薬剤師の処方で、西洋のハーブと東洋の漢方、伝承医療と西洋医療の考え方をバランスよく配合しているのがホワイトジェリーなのです。

そのとろみはきくらげ、黄金色はオウバクの色、どちらも生薬として長い歴史を持つ確かなものです。
このホワイトジェリーは、名前こそホワイトと付きますが、美白だけでなくすべての肌トラブルに長く使える美容液で、保湿力もアーユスオイルに負けません。

アーユルヴェーダ由来の希少オイル、漢方由来の美白ジェリー。
どちらを選ぶか迷いどころです。

HANAオーガニック製品に共通するローズの魅力


先ほどアーユスオイルとホワイトジェリーのどちらを選ぶか迷うと言いましたが、実はHANAオーガニックにはどの製品にも共通するある植物原料があります。
すでに皆さんもご存知かもしれませんね。
正解は「ローズ」です。
HANAオーガニックの製品は基本的にただの水(精製水)を使用していません。
多くの化粧品で、その原料の中に最もたくさん配合されているのは水です。
水ではない製品でパッと思い浮かぶのはSK-Ⅱ。
みんな知っている高級化粧品で、原料中最も多くを占めるのがSK-ⅡピテラR(米ぬか由来エキス)です。

HANAオーガニックの化粧水「フローラルドロップ」では、最も多く配合されている原料は「ダマスクバラ花水」です。
このローズ水、一般的にはバラの花を蒸留し、採取したものの中から精油を取り除いたもののことを指しますが、HANAオーガニック製品に使用されているローズ水は、精油を含んだままのものを使っています。

そのせいもあって、HANAオーガニックの製品は開けた瞬間煙るようにフルーティーで濃厚なローズオットーの香りでむせ返ります。
ローズの精油は中世では金より高く取引されていたこともあり、現代でも最も高価な精油のひとつです。

あふれるような1000本の美しいバラからたった1mlしか採取できないバラ精油を浴びる贅沢さは、HANAオーガニックのどのスキンケアでも共通して得ることができるのです。

自律神経とアロマの話


炎症の大きな原因の一つに自律神経バランスの崩れがあります。
自律神経の失調という言葉は一般的になり、理由はわからないけれど調子が悪い状態が続くことを指すのだと漠然と考えている人も多いかもしれません。
自律神経の失調とは、交感神経と副交感神経という、自律神経を構成する2つの神経がうまくスイッチしなくなる状態のことを言うのだそうです。
その2つを切り替えるのは朝になって日が昇り、夜になって暗くなること…つまり光がつかさどっているのです。

現代女性の多くが自律神経の失調を診断されたり感じたりするのは、昼夜の区別があいまいだからという理由があるでしょう。

自律神経調整剤という薬は存在します。
これは長期間飲み続けることができると言われていますが、自分で調整する能力を長い間使わせないでいれば、当然その力は弱くなり、やっぱりというか、離脱症状が強いようです。

病院で処方される薬として最も多いのが漢方薬です。
実はこの自律神経失調症は伝統医療との相性が非常に良い症状です。
漢方薬は基本的には食事と同じですから、長く飲み続けることでむしろ体が改善されて回復に向かいます。

同じようにアロマテラピーも、この症状にとても良く効くのです。
嗅覚というのは、動物の五感の中で唯一どこも経由することなくダイレクトに脳の視床下部に届きます。
この視床下部とは自律神経の機能をコントロールする部分。
ここに炎症を鎮める物質を直接送り込むことによって、即効性を得ることができるのです。

ローズアロマは非常に複雑な組成で、その香り成分は500以上の要素から成り立っています。
これは、他の植物のアロマの10倍以上。
HANAオーガニックが毎年限定で発売しているローズウォーターヌーボー(その年のバラ水を中心にイランイランやラベンダーなどのオイルが配合された美容水)では、毎年違ったローズの香りが楽しめます。

2016年のダマスクローズは記録的な不作だったそう。
ところが残されたわずかなローズからとれたローズ水の香り強度は、例年の倍以上だったそうです。

HANAオーガニックの製品はそれぞれに少しづつ香りが違います。
その香りの微妙な違いには秘密があって、アロマテラピストであり香水の調香師でもあるブレンダーさんが手掛けているのだそうです。
わたしは個人的に塗香にも似たスパイシーな和の香り豊かなアーユスオイルの香りに癒されますが、どこか涼しげでひんやりと染みわたるフローラルドロップの香りは人を選ばないため、プレゼントにも最適だと思います。

美容ライターが次々とハマるHANAオーガニックの魅力


わたしたち女性美容ライターは、ほぼ例外なくすべての人が美容オタクです。
どのコスメにどんな有効成分が配合されているか、本当に危険なのはどの成分で、細胞の再生に役立つのはどんな仕組みで…など、皆さんが思っている以上に詳細に調べていて、覚えています。
だからこそ最初はオーガニックコスメという、エビデンスに乏しい伝承美容には懐疑的な人が多いのも特徴です。

わたしも最初は普段使うのはビタミンC誘導体配合の医薬部外品(これにはうなずく美容家も多いはず)、飾って楽しんだり香りに癒されたりするのがオーガニックコスメと使い分けをしていました。

そんなわたしに林田さんが放った言葉が
「女性が心地良いと思うものが結局一番なのよ」
というものでした。
「パッケージが可愛いでもいいじゃない、良い香りがするでも良いじゃない。それが今一番足りてないものなのよ」

そう考えた時に、女性ってみんな、ピンポイントにクローズアップしすぎなんじゃないかと気付いたんです。
本当は、できれば自分に変な加工を施さずに生きていたい。
保湿の葛藤とも似ていますが、何も手を加えず、自然のままできれいでいたい。

オーガニックコスメはケミカルコスメと違い、自分の願いを映す化粧品です。
だから、ケミカルコスメには求めない「企業姿勢」とか「エコ」とか「ファッション性」「開発者の素顔」を求めたりします。

HANAオーガニックが多くの美容ライターに一撃で愛されてしまうのは、女性が「こういう自分でありたい」という願いとケミカルコスメに劣らない使用感や高い機能性を誇る成分・配合を兼ね備えているからではないでしょうか。

わたしはHANAオーガニックと出会ってからいろんな人にいろんなところでHANAオーガニックのコスメを勧めてきましたが、今回のセミナーでは遂に男性までもがその魅力のとりこになってしまいました。

このレポートを読んでくださっている皆さんにも絶対に気に入っていただけると思います。
その時は、周りの大切な人にも是非勧めてあげてくださいね。

HANAオーガニックのトライアルセットについては、こちらの記事もご覧下さいね。

HANAオーガニック トライアルセット ブライト

 

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