コスメの基礎知識

コットンはNG?スキンケアのやり方でグッと肌を変える方法

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スキンケアで最も重要なのは洗顔やクレンジング。

それに使う化粧品や含まれている成分・・・。

無意識にそう考えている人は結構多いのではないでしょうか。

 

この考え方は、正解です。

でも、すべてではありません。

どんなに肌に優しい洗顔を使っても、目の粗いタオルでごしごし肌をこすっては台無しです。

オーガニック成分100%の化粧品を使っていても、その中に自分の肌にとってはアレルゲンとなる成分が含まれていたら、逆効果になるでしょう。

ここでは、日々ちょっとの心がけでスキンケアの質がグッと上がるいくつかのポイントについてご紹介します。

 

ちょっとずつ格上げ!スキンケアのコツ

女優や美容部員など美肌のプロは、毎日のスキンケアにも細心の注意を払っています。

角質層をこすり落とさないように、肌に刺激を与えないように・・・。

普段の生活に取り入れることができるプロのスキンケアのコツについてお教えします!

 

メイクのコツ

ファンデーション

スキンケアにおいて最も大切なのは洗顔やクレンジングと言われますが、洗顔やクレンジングはメイクをするところから始まっています。

肌がきれいな人は、しっかりメイクをするべき日やするべき部分を、薄化粧の日や部分と使い分けています。

しっかりメイクの日でも、顔全体を濃く塗るのではなく、悩みの多い目の下や頬の部分をしっかりカバーし、そのほかの部分はごくごく薄付きになるようコントロールしています。

そうすることによって、メイクが濃い日でも、強いクレンジングは部分使いで済み、あとは洗顔で落とすことができるようになります。

 

また、化粧水や乳液を使う時には肌を傷つけないように、優しくソフトに・・・と心がけている人でも、メイクの時にはスポンジやブラシでチクチクごしごしとやってしまいがち。

これではせっかく気を遣ってスキンケアをしていても意味がなくなってしまいます。

ベースメイクの基本は「置く」という塗り方です。

 

目の下や頬など、悩みの多い部分は、多めのファンデーションや下地を、指を使って押し込むように置いていきます。

他にシミや毛穴など悩みのある部分があれば同様に押し込み、他の部分はファンデーションブラシを寝かせるように、少量のファンデーションを顔の外側に向かって伸ばしていきます。

こうすることで、多めに塗る部分も厚塗り感なくカバーでき、肌への刺激も少なく済みます。

 

日中のスキンケア

オフィスで仕事をする人も、現場に出て仕事をしている人も、日中の肌は乾燥して感じることが多いと思います。

休憩時間、メイク直し前にミストを吹きかけて保湿対策をしている人もいると思いますが、このミストを乳液に変えるだけでぐんと保湿効果が上がります。

 

それというのも、ミスト=化粧水は、7割以上が水分でできている化粧品です。

そのため、肌自体に保湿する力がなければ、すぐに蒸発してしまいます。

その時に、肌に元々あった水分まで蒸発してしまうことがあるので、かえって乾燥を進めてしまうのです。

休憩時間の保湿は、乾燥の気になる部分に指でちょんちょんと乳液を置くと、乳液に含まれた油分が水分を保持してくれます。

セラミドが配合されていると、より長く保湿してくれますよ。

 

夜のスキンケアのコツ

誰もがスキンケアと聞いて一番に思い浮かべるのが、夜のスキンケアだと思います。

スキンケアの基礎ともなるこの夜のスキンケアにはいくつかのコツがあります。

 

夜のスキンケアって、どのタイミングでするの?

入浴後5分以内に!と夜は大急ぎのスキンケアを自分に課している人もいるでしょう。

お風呂から上がってできるだけ早く化粧水をつけなければ乾燥してしまう・・・と思っている人も多いと思いますが、それは間違いです。

 

顔や髪を洗った後の肌は、アルカリ性に傾くのが普通です。

その後、肌に元々備わっているアルカリ中和能によって、徐々に弱酸性に戻るので、入浴後の肌を本来の状態だと思って急いで保湿する必要はありません。

日中のミストと同じで、化粧水だけ急いでつけても、かえって乾燥させてしまいます。

 

また、肌が弱酸性の時は、その酸によって菌の増殖などを押さえることができていますが、アルカリ性に傾いている入浴後にはその力が弱くなっています。

そのため、使いまわしのタオルを使ったり、手で触り過ぎたりするのは避けましょう。

 

天然アロマの香料を使用している化粧品などは、夜に使って副交感神経を刺激し、肌の修復機能を内側から上げる目的があったりします。

ローズやラベンダーなどの精油が使われている場合、寝る前にスキンケアを始めた方が良いでしょう。

 

もしどうしても入浴後の感想が気になる場合、化粧水ではなく、ごくシンプルな処方の乳液を顔に伸ばしましょう。

コットンの繊維は敏感肌にとって刺激になることも多いので、スキンケアはいつ行うものも清潔な手によって行うようにしましょう。

 

何気なく行っているスキンケアも、少し改善するだけで肌への負担が改善されます。

肌に優しいスキンケアを常に心がけましょう。

 

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