みなさんは、毎日のスキンケアに何点のアイテムを使っていますか?
悩み多き敏感肌の人は、あの悩みもこの悩みも・・・とどんどん使うアイテムが増えていくことがあると思います。
果たして、このスキンケアアイテム増加は敏感肌ケアの上で正しい行為なのでしょうか。
それぞれのスキンケアアイテムの意味と、たくさん使うメリットデメリットを知って、自分の肌にとって適切なスキンケアを考えてみましょう。
【目次】
たくさんあるスキンケアアイテムそれぞれの意味
敏感肌の人ならある程度はその意味を意識していると思いますが、化粧水や乳液などのスキンケアは、何となく義務のように感じて使っている人もいるのではないでしょうか。
日々のスキンケアにはそれぞれ意味があります。
アイテムそれぞれの役割について理解を深めましょう。
ブースター化粧水・化粧水・ローションの役割
7割以上が水分で構成された化粧品を一般的に化粧水(ローション)と呼びます。
このアイテムの基本的な役割は、角質層の水分を増やすこと。
ブースターや導入と銘打っているものもありますが、これは通常弱酸性で保たれている肌を、化粧品によってアルカリ性に傾かせることによって次に使う化粧水の浸透を高めるというものです。
ただし、ブースターや導入化粧水などは不要なアイテムであるばかりか、敏感肌にとっては有害とも言える働きをします。
どうしても化粧水の入りが悪いと感じる場合は、せっけんによる洗顔をすると良いでしょう。
導入化粧水と同じ働きをしてくれます。
美容液の仕事
「なんだか美容成分が濃そう」なイメージのある美容液。
そのイメージ通り、美容液は美容成分の濃度が化粧水より濃いもののことです。
化粧水の後、乳液やクリームの前に使用するのが一般的ですが、化粧水と同じく水分を主体とするアイテムなので、化粧水を必要としない場合もあります。
乳液・ミルク・クリームの働き
角質層は古い肌細胞と水分、そして油分で成り立っています。
そのため水分が主成分となっている化粧水だけでは油分を補うことができません。
そこでオイルを・・・と行きたいところですが、水分ばかりになっている角質層に、いきなりオイルを入れてもほとんどが弾かれてしまいます。
そこで乳液やクリームなどの水油どちらの性質も兼ね備えるアイテムを挟み、どちらもケンカせずに角質層になじませるのです。
水分が多いものが乳液、油分が多いものがクリームとなります。
化粧水、美容液・・・と水分が多めの人はクリーム、化粧水だけで水分補給を終わらせる人は乳液という風に使い分けても良いかもしれません。
オイル・バームの意味
スキンケアの「シメ」となるのがオイルです。
パックなどのスペシャルケアをする場合は、オイルの前に済ませてしまいましょう。
オイルは角質層に補充された化粧水などの水分を蒸発しにくくすること、また、成分によっては保持するという役割があります。
皮脂に近い成分によって、角質層表面を守る役割を担うものもあります。
スキンケアの基本は3アイテム。それ以上の数を使うと肌にとってプラス?マイナス?
以上のことを踏まえると、毎日のスキンケアの必要十分数は、水分と油分、そのつなぎとなる水油両性を持ち合わせたアイテムの3つということがわかります。
それでは、それ以上アイテムを増やすことによって考えられるメリットとデメリットを見ていきましょう。
たくさんスキンケアアイテムを使うメリット
・肌に触れる成分数が増えるため、自分に合う成分が見つかりやすい
・肌の様々な悩みに対して一度にアプローチできる
・保湿に不足がなくなる
たくさんスキンケアアイテムを使うデメリット
・肌に触れる回数が増え、負担が多くなる
・肌本来の状態がわかりにくくなる
・良い成分と同様、肌に合わない成分と遭遇する確率も上がる
・何が効いて何がダメだったのかがわからない
・成分同士の相性を考える必要があり、知らず知らず打消し合っている場合がある
・コストがかさむ
シンプルケアと多機能ケア、どちらに軍配?
肌への悩みが多くなると、不安を打ち消すためにあれも、これも・・・とアイテム数を増やしていきがちですが、敏感肌にとってそれはリスクの大きい行為です。
いちばんの理由は、成分や自分の肌状態が不透明になってしまうこと。
また、スキンケアのたびにこする行為があるため、敏感肌にとって最も大切な角質層にとっても負担が大きいのです。
「化粧水はけちらずたっぷりと」・・・と言いますが、肌にも水分を保持できる限界があるため、余分な水分は角質層に保持されず蒸発します。
その上からまだ乳液やアイクリーム、保湿パックにオイル・・・とどんどん塗り重ねてもすべてが角質層に入り込むことはできず、ほとんどが意味のないものとなってしまいます。
1回のスキンケアに求める機能は、「保湿+1つ」に抑え、どのアイテムもパッケージにある分量を守って使うのが一番です。
あまり欲張らず、悩みは1つずつ解決するようにしましょうね!