コスメの基礎知識

敏感肌にヘアカラーはダメ?頭皮への負担を抑えて染める方法

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現在髪を染めている、ブリーチしている、白髪を染めている・・・。

心当たりがある人はかなりの数にのぼると思います。

その中には、頭皮に異常を感じたことがある人や、刺激を我慢して行っている人も多いのではないでしょうか。

ここではその原因と、敏感肌の頭皮にも影響の少ないヘアカラーについてお話ししたいと思います。

 

ヘアカラーには4つのタイプがあります

髪を変色・着色するヘアカラー剤には、大きく分けて以下の4つのタイプがあります。

・ヘアブリーチ・・・髪を脱色するための薬剤。

・ヘアダイ(酸化染毛剤)・・・髪の内部から色を置き換える薬剤。

・ヘアマニキュア(酸性染毛料)・・・髪の表面に着色する薬剤。

・カラートリートメント(半永久染毛料)・・・トリートメントに色が付いたもの。

肌への刺激の強さは、並び順の通りで、ブリーチが最も強く、カラートリートメントが最も弱くなっています。

 

敏感肌にヘアカラーが危険だと言われる理由はPPDが原因

ヘアカラーが皮膚に良くないと言われている原因は、アレルギーです。

ヘアカラーにはPPD(パラフェニレンジアミン)、PTD(パラトルエンジアミン)などのアレルゲンとなる成分が含まれています。

特にPPDは日本人が持つアレルギー陽性率の中で、1位のニッケル、2位のウルシに次ぐ3位につけていて、ニッケルやウルシが徐々に減少傾向にあるのと反比例して、増加傾向にあります。

 

日本人にPPDのアレルギーが増えているのは、日本人が好んで使用する暗褐色(ダークブラウン)の染料だからだと言われています。

白髪染めもこのPPDを含むものがほとんどで、かぶれやひりつきなどの軽度アレルギー症状を経て、突如アナフィラキシーなどの重大な反応を引き起こすことがあります。

発がん性も報告されていて、アレルギーショックによる死亡例もある、危険性の高い成分なのです。

 

髪の組織を変質させるタイプのヘアカラー剤は頭皮にも影響する

命の危険性をはらむほどではありませんが、PPDを使用していない染料の中にも肌への負担が大きいものがあります。

ヘアダイはそのほとんどがPPDなどを含むジアミン系染料を使用していますが、中にはジアミンを使用していないものもあるかもしれません。

ただ、ヘアダイは髪の中から色素を抜き取り、人口の色素に置き換える、いわば髪を変質させるものです。

またブリーチはPPDなどの染料を含みませんが、過酸化水素水とアンモニアによって髪を脱色しているのです。

 

キッチンの漂白剤で布巾を真っ白にしたことがある人は多いと思いますが、ブリーチやヘアダイはそれと同じことを髪に起こしているということです。

髪は傷んでも伸びるため、深刻にとらえる人が少ないですが、頭皮もやはり同じダメージを受けています。

髪も頭皮も同じタンパク質ですから、同じように変質していると考えるのが自然です。

 

ノンジアミン・着色タイプのヘアカラー

女性も社会に出るのが一般的な現代では、30代、40代になっても美しさが求められます。

ヘアカラーが危険だということはわかっていても、白髪だらけで手入れしていないと思われることは、それだけですとれすになってしまいます。

 

ここではジアミンを使用していない染料、着色タイプの染料についてピックアップしてみました。

それぞれのメリットとデメリットについてもまとめていますので、使用目的に合わせてお選びください。

 

【ヘアマニキュア】

髪の外側をコーティングするタイプの染毛料、ヘアマニキュアは、髪にも地肌にもダメージを残しにくいのが特徴です。

サロンドプロ・ヘアマニキュアスピーディ、ブローネ・ヘアマニキュア、シエロ・ヘアマニキュア

メリット

・髪や地肌が傷みにくい

・髪にハリが出る

・傷んだ髪も外側からコーティングされるため、櫛どおりが良くツヤが出る

デメリット

・色が落ちやすい(1ヶ月程度)

・地肌に色が付きやすく落ちにくい

・黒髪には発色しづらい

 

【カラートリートメント・カラーバター】

通常のシャンプー時と同じように使用できる、髪の傷んだ部分に入り込んで染まるタイプのヘアカラーです。

ルプルプカラートリートメント、利尻ヘアカラートリートメント、レフィーネヘッドスパなど

メリット

・髪を補修しながらカラーできる

・手間が少ない

・傷んだ髪ほどよく染まる

デメリット

・数回~十数回使用しなければ見本色のようには染まらない

・手に色がつきやすく落ちにくい

・傷んでいない髪、黒髪には発色しづらい

 

【お歯黒式カラー】

ほとんど市販されていませんが、お歯黒と同じ成分で染めるノンジアミン染毛料です。

マロンマインドカラー、シュワルツコフ ヘンケル、アクセーヌなど

メリット

・アレルギーが少ない

・一度で良く染まる

・髪を傷めにくい

デメリット

・ツンとした強いにおいがある

・色が落ちやすい(約2~3週間)

・種類が選べない

 

その他にヘナやオーガニックカラーなども多く市販されていますが、それらの多くにジアミンが配合されています。

アレルギー体質が強く、ジアミンアレルギーが心配な場合は、「ヘナだから」「オーガニックだから」と安心せず、成分をしっかり確認してから使用するようにしましょう。

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