コスメの基礎知識

【あ~こ】どの成分がわたし向き?さっと調べる化粧品成分辞典

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化粧品の成分は、次から次へと新しいものが発表されるので付いていけない・・・。

そんな人も多いのではないでしょうか。

 

定番のビタミンC誘導体などは何となくその効果がわかるとして、プラセンタやハイドロキノン、セラミド・・・と、たくさんある成分の正確な情報を常に理解して記憶しておくのは大変ですよね。

コスメショップやドラッグストアで化粧品選びに悩んだ時にさっと成分の特徴を知るのに役立つ、50音順の化粧品成分辞典を作りました。

 

「この成分ってどんな効果があるんだったっけ・・・」

そんな時にぜひ使ってくださいね!

 

「あ行」から始まる美肌成分

【アスコルビン酸】

酸化防止剤。

水溶性ビタミンC。

美白、収斂、抗酸化など様々な効果を持つ美容成分。

【アスタキサンチン】

人参など赤い野菜に含まれるカロテノイドの一種で、高い抗酸化力を持つ。

その効果はビタミンCの約6000倍とも言われる。

【アセチルヘキサペプチド】

アミノ酸の一種で、シワの予防や保湿に効果があります。

その中にもアセチルヘキサペプチド-1、アセチルヘキサペプチド-38など様々な種類があります。

【アーティチョーク(葉)エキス】

和名はチョウセンアザミ。

繊維芽細胞中にある炎症指令細胞「NF-κB」の働きを抑制する。

結果的に過剰な炎症や免疫反応が抑えられ、シミやシワが起こりにくくなる効果がある。

【アラントイン】

組織の修復作用がある。

肌表面の古くなった細胞を取り除き、新たな細胞の成長を促す役割をする。

【アルガニアスピノサエキス】

いわゆるアルガンオイルです。

ほとんど雨の降らない地域で育つアルガンツリーは、極度の乾燥にも耐えるため、高い保水力を持ちます。

【アルブチン】

チロシナーゼ阻害剤。

医薬部外品美白有効成分で、コケモモから発見された天然由来成分。

【アルニカエキス】

抗アレルギー、抗炎症効果を持つハーブ由来成分。

抗酸化作用、鎮静効果を持つため、アトピーや敏感肌のほてりを鎮める用途も。

【アロエ(ベラ)エキス】

200以上の成分組成から成り立つ植物成分。

古くからやけどや傷の修復に使われるなど、高い抗炎症作用、殺菌作用が認められている。

【EGF】

元々生物中にある成分で、細胞や骨などの成長を促す成長因子と呼ばれている。

傷付いた細胞の修復や再生に高い効果を発揮する。

【オウゴンエキス】

抗アレルギー効果、抗炎症効果、美白効果など幅広い効果が認められている漢方生薬成分。

特に抗炎症効果が強く、風邪薬などにも配合されている。

【オウバクエキス】

キハダの樹皮から取れる漢方生薬成分。

肌荒れを鎮め、肌にハリを与える効果があります。

【オウレンエキス】

オウゴンやオウバクと同じ漢方生薬成分。

肌荒れを鎮め、ニキビにも効果があります。

【オーキッドエキス】

角質の水分量を増加させ、メラニンの生成を抑制するランが由来の植物成分です。

高い抗酸化作用も持ち合わせる、敏感肌にも安心の成分です。

【オリーブ油】

ビタミンE、ビタミンA、スクワレン、リノール酸、植物ポリフェノールなど、様々な美肌成分を含む植物由来の成分です。

保湿効果が高く、軽い日焼け止めとしても効果があります。

 

「か行」から始まる美肌成分

【カンゾウ】

医薬部外品抗炎症成分であるグリチルリチン酸の原料でもある生薬成分です。

高い抗炎症作用を持ち、肌への刺激も少ないことから、敏感肌用化粧品に配合されることも多い成分です。

【カモミラET】

カモミール由来の医薬部外品美白有効成分。

メラニンの増殖や活性化を抑える働きがある。

【キウイエキス】

ビタミンが豊富に含まれているため、高い抗酸化作用の他、美白や保湿などにも効果を発揮する植物由来成分。

化粧品に配合するとスーッとした清涼感を持つ。

【グリチルリチン酸】

医薬部外品抗炎症有効成分。

カンゾウ由来の成分で、炎症に対して高い鎮静効果を持つ。

敏感肌化粧品を始め、ニキビや傷などにも使える安全性の高い成分。

【クエン酸】

古くなった角質を除去し、新しい細胞の成長を促します。

毛穴の収斂作用もあり、きめ細かな肌を作ってくれます。

【コウジ酸】

麹由来の医薬部外品美白有効成分。

日本酒の醸造を行う杜氏の手がきめ細かく白いということから発見された天然由来成分。

【紅茶エキス】

アッサムティー由来の植物成分。

消炎作用、美白作用が強い。

【コメヌカエキス】

保湿成分やミネラル、γ-オリザノールなど、様々な美肌成分を含んだ植物由来成分。

高い保湿効果は古来から女性に支持され続けている。

【コレステロール】

本来人間の体の中にあり、肌にとってはセラミドと並んで「細胞間脂質(肌の中から生まれる保湿成分)」の主な組成成分となる。

角質の潤いを保つために欠かせない要素で、高い保水力を持つ。

【コンフリーエキス】

高い抗炎症効果、抗アレルギー効果を持つ植物由来成分です。

薬かぶれを防ぎ、ヒスタミンを押さえてかゆみを止めます。

 

「さ行」から始まる美肌成分は、次回以降に続きます!

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