敏感肌の基礎知識

敏感肌の鬼門!旅行や出張の肌荒れ予防アイテムを厳選紹介!

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「楽しい旅行も、2日目になると肌がガサガサでメイクが乗らない」

「出張で前乗りしたら、プレゼンがあるというのに吹き出物」

こんな経験はありませんか?

 

肌が弱い人にとって、ガラッと環境の変わる場所での宿泊は肌ストレスに他なりません。

でも、どうして環境が変わることがストレスになるのか、どうして慣れない場所に宿泊すると肌が荒れてしまうのか、気になりませんか?

 

旅行や出張で肌が荒れる原因と、対処法、いつも通りの肌で帰ってくるためにおすすめのアイテムをご紹介します!

 

旅行や出張で肌の元気がなくなってしまう理由は?

いつもと違う環境で宿泊すると、肌が荒れたり乾燥が悪化したりすることはよくあることです。

その原因には様々な理由があります。

 

それぞれ見ていきましょう。

 

気温や湿度などの差・・・ホメオスタシス(恒常性)のストレス

 

人間の体には、常に体内環境を一定に保とうとする原理「ホメオスタシス」が働いています。

ホメオスタシスをコントロールしているのは、主に自律神経です。

寒暖差の強い季節に体調を崩しやすいのは、このホメオスタシスが通常より大きな振り幅で働くことによるストレスも一因となっています。

 

旅行や出張による肌荒れにも同じことが言えます。

特に、慣れた日本から海外への旅行や出張では、日本から飛行機内、飛行機内から海外の国と、目まぐるしく環境が変化します。

外気温に合わせて体温を調節し、血液成分の濃度や血流をコントロールする必要がありますが、急激に変化することによって、自律神経はいつもより多きく頻繁な働きを要求されることで、バランスを見失ってしまうのです。

 

紫外線対策の頻度

旅行に行くと、多くの場合、観光などでいつもより長時間紫外線に当たることになります。

ところが、紫外線対策の頻度は通常のお出かけよりも落ちることが多いのではないでしょうか。

 

慣れない場所で、どこへ行けばメイク直しができるのかめどが立たないこと、気を遣って、自分のペースでトイレ休憩を取ることができないなど、理由は様々ですが、普段のペースを守りにくくなるのは確かです。

 

移動中、ホテル・宿の乾燥

 

移動中、特に飛行機の機内は空気が非常に乾燥しています。

ホテルや宿も、カビ対策やファブリックが多いなど、乾燥する要素が多いものです。

 

ストレス

 

出張に限らず、楽しいはずの旅行でも知らず知らずのうちにストレスはたまっています。

ストレスは脳で感じるものですが、第二の脳とも言われる腸にもその情報は伝達されます。

腸の炎症や不具合は肌に直接影響しますから、普段と違う、または普段より大きなストレスを感じれば、そう遅くないタイミングで肌荒れが起きることが考えられます。

 

海外の食べ物や水

国内の出張や旅行ではあまりないことですが、海外に行くとまさしく「水が合わない」ということが出てきます。

日本で主に使用されている生活用水は軟水ですが、海外では硬水をメインとしている国もあります。

 

硬水は、ミネラルを多く含んだ水で、せっけんと一緒に使うとせっけんカスができるのが特徴です。

せっけんカスは肌に残って皮膜を作り、肌のツッパリや乾燥を招きます。

 

食べ物も日本のものとは大きく違います。

単純に衛生管理の面だけとっても、日本は非常に水準が高いので、一日中外にさらされている海外の屋台食などにあたってしまうことは多いでしょう。

 

常食性と言って、普段食べなれているものは、消化も簡単ですが、常食しない珍しい食べ物は、体が分解に手間取ることもあります。

分解が正常に行われなかった結果引き起こされるのが、アレルギーなどの症状です。

出張・旅行での肌荒れ予防とケアアイテム

旅行や出張で肌のトラブルを起こさないための基本的な考え方は、できるだけいつも通りの環境に近づけるということです。

気温の差にはできるだけ対応しやすい服装で出かける、ポータブル加湿器やペットボトルの水などで湿度を保つということが必要になります。

 

また、遠出の時の紫外線対策に便利なのは、ミストタイプの日焼け止めです。

スプレータイプの場合、小さなボトルに詰め替えて持ち運ぶことができませんが、ミストタイプなら100円均一などのトラベルボトルに詰め替えて、外出中にもメイクの上からこまめにケアすることができます。

 

ミストタイプだと乾燥するという人は、コンパクトになっている固形のパウダーが便利でしょう。

コンパクトになっているものにはミラーが付いていて、ちょっと木陰によってササッとメイク直しを兼ねてUVケアができます。

 

食事に関しては、現地のものを食べないというわけにはいかないと思いますので、日本から炎症に効くハーブのティーパックを持参し、食後に軟水で飲んでおくと良いでしょう。

 

ハーブティーは、ラベンダーやローズのものを選ぶと、夜寝る前に飲んだり香りを楽しむことによって、ストレスを軽減することができ、興奮しがちになった自律神経を鎮めてくれます。

 

ゆっくり休めるホテルでは、自宅からいつも寝るときにそばに置いているアイテムを持っていくことで、より深くリラックスすることができるでしょう。

 

旅行や出張で肌に負担をかけないためには、旅先をホームのように感じられる準備が必要です。

リラックスして、身体にわがままに旅を楽しむことが重要ですね!

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