敏感肌の基礎知識

忘れてない?敏感肌にマストなスキンケアのポイント!復習編

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何をしても問題が繰り返す敏感肌。

ついついいろんな成分や考え方に手を出して、肌をきれいにする目的がお留守になって、スキンケアをしていることに満足し始める、なんてことはありませんか?

 

そんな時は、一度基本に立ち返って、シンプルなスキンケアに戻ってみませんか?

今回は「丈夫できれいな肌に」という目標を再確認するとともに、スキンケアの基本を復習しましょう。

 

肌トラブルの原因は1つ、スキンケアの基本アイテムは3つ

ブースターに化粧水、美容液をつけたら乳液で保湿し、クリームでフタ、その後さらに流さないパックとアイクリーム・・・。

肌悩みが増えれば増えるほどたくさんのアイテムが必要だと考えるようになる気持ちもわかりますが、スキンケアの基本はたったの3アイテムです。

 

それが、外出時のUVケアと、化粧水、乳液。

角質層が薄く、常に乾燥して感じる人は、化粧水と乳液にオイルを足すことによって、保湿持続時間が伸びます。

敏感肌にトラブルが起きる原因は1つ

 

基本のスキンケアアイテムの数はびっくりするくらい少ないですが、敏感肌のトラブル原因はもっと少なく、たった1つです。

当たり前の話ですが、敏感肌にトラブルが起きるのは、肌が敏感だからです。

 

肌が敏感なのにはいくつかの理由がありますが、年齢が30代、40代の若いうちは、20代の頃とさほど変わらない肌を維持することができるはずです。

それができなくなっているのは、生活リズムや長年の紫外線刺激などによって、免疫の働きが狂っているからです。

 

免疫の働きをつかさどっているのは、自律神経なので、内面的なスキンケアとしては、自律神経が上手に働くようにすることが大切です。

美肌の秘訣として耳にタコができるほど言われている「生活リズムを整える」というのは、このためですね。

 

「生活リズムを整える」って、具体的にどういうこと?

あまり具体的に語られない「生活リズムを整える」具体的な方法ですが、実はとってもシンプルです。

規則正しい生活の先生のようにきっちりと生活しなければいけないわけではなく、日が昇るとともに生活を開始し、日が沈めばリラックスを心掛けるだけでいいのす。

 

自律神経には昼間の神経と夜の神経があるので、その2つをしっかり入れ替えることが大切です。

本当なら電気のない生活が人間本来の暮らしなので、できる限りそれに近づけるのが自然です。

自律神経が働く脳の視床下部は、女性ホルモンの司令部と隣り合っているため、悪影響を受け合いがちです。

逆に言えば、自律神経が整うことによって、女性ホルモンの分泌に及ぼしていた悪い影響も落ち着き、肌にもツヤが戻ってくるはずです。

 

免疫がうまく働かない肌・・・敏感肌の外的スキンケアに最も重要なこと

さきほど、スキンケアの基本はたった2つのアイテムで終わると説明しましたが、これも耳にタコができるほど言われている「保湿こそがスキンケアのすべて」ということに由来します。

 

なぜこのように言われているかというと、繰り返したり、慢性的に起きるトラブルのほとんどは、肌内部の機能が正常に働いていないことによって起きるものだからです。

 

例えばシミはUVケアもせず外出していた若い頃にはあまりできません。

実際にはできていないわけではないのですが、すぐに消えてしまうので、シミだと認識できないのです。

それというのも、本来シミの元となるメラニンは、防ぐべき紫外線の脅威が過ぎたと感知すれば、その後は合成されなくなるものだからです。

 

それがずっと作られ続けているのは、紫外線を十分に防ぐことができていないか、紫外線の刺激がないにも関わらず、メラニンが作られ続ける不具合が起きているかのどちらかです。

 

UVケアをしているのに紫外線を十分に防ぐことができていないというのは、肌の重要なバリアである角質層が壊れていたり、機能していなかったりという問題が起きているということです。

メラニンが作られ続ける不具合は、自律神経からの指令により、炎症が起き続けていることが原因だと考えられています。

炎症を起こし続ける働き自体を押さえる成分なども発見されてはいますが、それよりもまず、自律神経のバランスを整え、紫外線ダメージを防ぐことが最優先です。

 

紫外線を防いで保湿、生活リズムを整える。これが敏感肌の基本にして完全なるスキンケア

すでに嫌になるくらい耳にしているだろうことばかりになりますが、敏感肌にとって必要最低限のケアは、紫外線をできる限り防ぐこと、保湿すること、生活リズムを整えて、バランスのとれた食事に心がけることです。

 

特に保湿には、セラミドやNMFが配合されている化粧品がおすすめです。

敏感肌は免疫の働きが暴走している状態なので、肌内部で常に小さな炎症が起こっています。

炎症が起こっている肌細胞は、本来角質層の一部となるはずのセラミドやNMFが作られなくなり、角質層が形成不全の状態になってしまいます。

 

外からこれらの成分を補うことで、角質層が整い、紫外線ダメージを防ぐ肌本来の能力も発揮できるようになるのです。

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