悩み別解消法

ヒジ・ヒザ・かかと、角質や黒ずみが気になる部分のケア方法

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ボディのパーツの中でも、乾燥や角質の厚み、黒ずみなどが気になるのが、ヒジ・ヒザ・かかとの「曲がる部分」。

特にヒジやヒザは敏感肌の場合、外側だけでなく内側の黒ずみやシワにも悩まされることが多いものです。

 

厚く、黒くなった角質や、よく曲げる部分の黒ずみやシワのケア方法をお教えします!

 

ヒジ・ヒザ・かかとのケア方法

大きな関節の部分には、擦れや負担が起こりやすく、トラブルも発生しがちです。

角質の問題、乾燥の問題、黒ずみの問題など、起こっている問題ごとに対処方法を見ていきましょう。

 

角質が厚くなる

 

関節の外側が硬く厚くなってしまった場合は、ビタミンAや尿素を含んだクリームでケアすることをおすすめします。

 

美容注射とも呼ばれるにんにく注射や、ターンオーバーを劇的に進めるトレチノインは、高濃度ビタミンAやビタミンA誘導体です。

ビタミンAには代謝を活発にする働きがあるため、皮膚表面に滞っている角質をはがれやすくします。

 

また、尿素は角質の主成分であるタンパク質を軟化する成分です。

尿素配合クリームには保湿成分が配合されていることが多いので、余分な角質が水分を含んで柔らかくなり、はがれやすくなります。

 

角質が厚くなる原因とは

 

机に頬杖をついたり、膝をついて中腰に、ちょっと窮屈な靴を好んだり・・・。

ヒジ・ヒザ・かかとは関節であるために隆起していて、何かを支えたり、何かと接触の多い部分です。

そのため、角質は肌の内部を守るために肥厚しがちになります。

 

また、加齢などによって代謝が悪くなると、角質が剥がれ落ちずに何層にも重なって積もっていくようになります。

食生活の乱れやホルモンバランス異常なども角質が厚くなる原因となりますが、明らかにおかしいと感じる症状でない限り、大方の原因は刺激を受けすぎていることか、加齢によって代謝が落ちていることのどちらかでしょう。

 

黒ずみ・色素沈着

関節外側の黒ずみや色素沈着が気になる時は、サイズの合った伸縮性のある服を選ぶ、窮屈な靴を履いたり、かかとに常に刺激のある靴を選ばないということが最初の対処法です。

スキンケアとしては、意外かもしれませんが、抗炎症作用のある保湿クリームでケアしましょう。

 

黒ずみ・色素沈着の原因

 

関節の外側が黒ずんでいるのは、誰かに見られると恥ずかしいですよね。

この黒ずみの原因は、その部分が何かに触れる回数や、振れた場合の負担の大きさにあることが考えられます。

 

単純に考えると、衣服や靴の接触です。

サイズが合っていない、ゴワゴワした硬い服を着ている、伸縮性のない生地を好んで選んでいるなどが考えられます。

 

負担の大きい刺激を受け続けている関節は、常に炎症を起こしている状態です。

黒ずみや色素沈着は、角質が厚くなるのと同じで、皮膚が身体の内部を刺激から守ろうとして、メラニン色素を生み出しているために起こるものです。

 

乾燥・ひび割れ

関節外側の保湿は、まず角質を処理してから始めましょう。

これらの部分が乾燥している場合、角質も厚くなっていることが多く、保湿効果の高いヒアルロン酸やセラミド配合のクリームを使っても、下の方の角質には全く届いていないことが考えられます。

 

角質が厚くなっている場合と同じように、尿素やビタミンA配合クリームでケアし、他の部位より念入りに、保湿力の高い成分でスキンケアしましょう。

 

乾燥・ひび割れの原因

 

ヒジやヒザの角質が割れるところまで乾燥が進行する人は少ないと思いますが、こうした関節はとても乾燥しやすいものです。

特にかかとは、象の皮膚のように角質が厚く硬くなって、その上ひび割れまで起こしてしまうということがあります。

 

こうなる原因は、これらのパーツが非常に皮脂腺の少ない部位だということが挙げられます。

特に足の裏には、ほとんど自潤で乾燥をカバーする能力はなく、乾燥したらリカバリーはできないと思っておいて間違いありません。

 

ヒジ・ヒザ裏の黒ずみやシワ

アトピーの人はヒジやヒザの裏に悩みを持っている人が多いのではないでしょうか。

肌が敏感な人は、この柔らかい部分に赤みや黒ずみ、シワなどの問題を抱えることがとても多いですよね。

 

この部分は

・きっちりと洗浄すること

・油分の多いクリームでスキンケアすること

・汗や汚れなどはこまめにふき取ること

という3つによって症状が緩和されます。

 

ヒジ・ヒザ裏の黒ずみやシワの原因

 

敏感肌の人に多いのが、ヒジやひざ裏の柔らかい皮膚のトラブルです。

これらの原因は、曲げ伸ばしなどの動作が多い部分であることに加え、皮膚が薄く、汗や老廃物がたまりやすいなど、その部位自体がとても刺激を受けやすいという問題があります。

 

さらに、敏感肌やアトピーの人は、元々角質層が薄く、刺激を受けやすいため、とても乾燥します。

乾燥した肌は炎症を起こしやすくなり、炎症を起こした肌は内部からの保湿成分を作れなくなり、悪循環に陥って、シワやメラニン色素の沈着を起こすのです。

 

動作の要ともいえる大きな関節には悩みも多いもの。

適切なケアによって、「こんな部分まで完璧、キレイ」なボディを目指しましょう!

 

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